その瞬間まで

De5 倉本寿彦＊ ページ27

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『あ！康さん！ナイスピー！』

19「ありがとう、Aちゃん、」





また、





『筒香さん！今日のホームラン流石でした！』

25「おお！ありがとう、」





まただ、






『俊人くん！お疲れ様！』

32｢Aー…そろそろ試合出たい、｣

『俊人くんなら、大丈夫！』






俺以外のやつに愛想振りまいてる、







32「…やべ、」

『…どうしたの？』

32「倉本さん、ばり怖い顔しとる、」







よし、いけ、

そのまま帰れ高城、







32「…失礼します！」

「お前明日覚えとけよー、」

32「怖いっすよ、倉本さん！」









高城を帰した後、

ちらっとAの方を見れば少し拗ねた表情で







「A？」

『俊人くんに、何するの？』

「は？」






何こいつ、

アイツのこと好きなの？








「なあ、A、」

『なんでしょう、』

「他のやつに愛想振りまくな、」

『…はい？』








俺だけでいいだろ？

頼むから、俺だけを見て







『なんですか、それ、』

「…やっぱり、忘れて、」

『私もずっと、そう思ってたのに、』

「…は？」








“ いつも嫉妬させられてたから仕返ししてたんです、 ”






「なにそれ、」






俺らアホじゃん、









( 鈍感ですね、クラさん )

( お前もな、 )







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あおさん、リクエストありがとうございました！！

遅くなってしまい、大変申し訳ありません( ; ＿ ; )

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