その瞬間まで

F3 田中賢介＊ ページ18

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「あ、A…」

『え、拳士さんが？！今いきます！』



ごめんなさい！賢介さん！後で行くから！



「A？ま…」

『うそ！遥輝さんが？！』

「…おい、」



怒ってる…でもごめんなさい！
次はほんとに行くから！



「…おい！A！」

『翔さん？！』



ごめんなさい、賢介さん！
次は…！って、



「…もう、行かせないから、」

『でっでも、翔さん…』

「あいつらAのマッサージ受けたくて大袈裟に言ってるだけ、」

『え？』

「だから、そんなに慌てなくていい、」



確かに、遥輝さんも拳士さんも、


どうしよう！A！骨折れたかも！


とか言って、普通に元気だったし…



『全部、嘘？』

「全部が全部嘘ってわけじゃないけど…」

『…はい、じゃあ、賢介さんしましょ、』

「お願い、」




…賢介さん、凝ってるなあ、




「…誰のせいだと思ってんの、」

『…え、野球？』

「あほか、Aのせい、」

『え、私？！』

「若いやつの所ばっかり行きやがって、この、」

『…賢介さん？それって…』



嫉妬？！
あの、賢介さんが？



「おい、全部聞こえとるぞ、」

『はわ、』

「いい歳したおっちゃんが嫉妬して悪いな、」

『…ふふ、んーん。可愛いよ、賢介さん、』

「お前、家帰ったら覚悟しとけよ、」



何故か、スイッチ入れてしまったようです、





( 遥輝さんに助けてもらお… )

( 逃げられると思ってんの？、ん？ )








あおさん！リクエストありがとうございました！

賢介さんが嫉妬ということでしたが…
少し内容的には違うような…

ごめんなさい！


いよいよ日シリですね！！！

C51 鈴木誠也＊→←M61 角中勝也

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