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私 ところでどうしたんですか？
柾 こないだのタオルなんだけどね！
球技大会の日にあげたいからすぐ使えるように洗濯しとこっかな？って思っててさぁ、洗濯今からするんだけど手伝ってくれる？
私 あ、はい！マネージャーですし！
お手伝いします！
うちの学校に洗濯機なんてないだろうから
手洗いだろうなぁ。
さらに寒い(笑)
でも柾哉くんと2人になれて嬉しいので、全然頑張れる。
2人でゴジゴシと洗いながら少し談笑をしていた。
柾 どう？3ヶ月も経ったけど慣れたぁ？
私 うん、毎日すごく楽しい！
柾 いいねぇ！高校が1番青春って感じだよな〜
私 そう？なのかな？まだ入学したばかりで、青春を謳歌できてる気はしないよ
柾 青春ってさ、その真っ只中にいる時は
ただ幸せで、これが大人になったらないもの
って事には気づかないんだよね
Aは、今は分からないかもしれないけど 振り返ったらこの瞬間さえも青春の1コマなんだと思うよ
私 …深いね
柾哉くんはふとした時に、ここから先はダメだよと言ってるかのように線引きをしてくる。
今もそう。
俺は大人で、Aは子供
そう念押しされたような気分で泣きそうになる。
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作者名：kizka | 作成日時：2023年9月13日 21時
