5話 ページ6
「こんのすけ、どうなってるんだ?」
男の子はこの狐の事も知ってるっぽい。まぁそりゃ普通なら驚くもんね!!?
こんのすけは少し俯いてから口を開いた。
こ「この方は元々刀剣男士の存在すら知らないただの一般人なのです。」
「一般人⋯!?…ならどうして此処に⋯。」
こ「現在行われているブラック本丸更生プロジェクトにより複数の審神者が犠牲となっており今は政府も人手不足でして…。こうして一般人の中からも審神者となる適性のあるものを選び連れてくる事になったのです。」
『え、初耳なんやけど。』
てか知らない単語が飛び交ってる。
ブラック本丸?審神者?適性とは?
「成程な。まぁアンタなら信用できそうだ。何かを裏で企めそうな感じでもないしな。」
おっとさっらっと罵倒された気がする。つまり頭悪そうってこと??…まぁ純粋に優しそうってことだと思っとこう。
薬「よぉ大将。俺っち、薬研藤四郎だ。兄弟ともども、よろしく頼むぜ。」
『大将⋯?』
薬「主として認めたって思ってくれ。」
『主⋯??』
薬「なんだ、それすら説明されてないのか。」
こ「ついさっき説明しようとしたところだったのですが…その…。」
薬「あぁ、そういう事か。すまないな、こんのすけ。」
こ「いえ、お気になさらず!それでは審神者様、この場所…本丸ついて、そして審神者様が何故ここに呼ばれたのかを説明しますね!」
65人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:シノン | 作成日時:2024年1月22日 12時