検索窓
今日:2 hit、昨日:8 hit、合計:205,416 hit

5.藤原樹from THE RAMPAGE ページ7

You side(Not RAMPAGE設定)

_あなたを本当に知ったのは、雨の日でした_

ザーザーザー(雨音)

『うわっ、何これ雨やば!』

家に帰ろうとして生徒玄関を出た私は、あまりの雨の強さにびっくりした。

伶菜「A、ダッシュ!」

ニヤッと笑いながら言う友達の伶菜。

いや、この雨の中走ります??

傘飛ばしそうなんだけど…。

『とりあえず伶菜の家に避難しようかな〜』

伶菜「welcome!傘さして走ればいける!」

なんて話していると、私の脇をものすごいスピードで何かが駆け抜けていった。

『え?』

傘もささず外へ飛び出していった何か。

よく目を凝らしてみると、クラスメイトの藤原くんっぽかった。

北人「…はぁ…はぁ…A、樹走っていった?」

藤原くんの友達の北人が少し遅れてやってきた。
どうやら急ぎの用事があったようで、北人を置いていってしまったらしい。

『どうしたんだろうね?』

ほとんど話したこともないので、この雨に飛び出すなんて勇気あるな〜ってことしか思っていなかった。

*******

結局玄関で少し待っていたら雨が止み、家に帰ることにした。

近くの公園を通った時、ふと公園の中に目をやると
さっき走っていった藤原くんがいた。

立ちすくんでる様子の彼の足元にはダンボール。

気になってしまった私は彼に話しかけることにした。

『藤原くん、どうかしたの?』

藤原くんはびくっとして私を見て、ハッとした顔をした。

樹「あの、こんなこと急に言って申し訳ないんだけど、家近所だよね?お風呂貸してくれませんか?」

ずぶ濡れで髪から水が滴り落ちる彼を見捨てるわけにはいかない!
風邪ひいちゃうよ…

樹「俺っていうかこいつらを温めたくて…」

藤原くんはダンボールを持ち上げて、中を見せた。

『か、かわいい…』

中にいたのは2匹の捨てられた子猫だった。

▽→←作者から!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (134 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
510人がお気に入り
設定タグ:BALLISTIKBOYZ , GENERATIONS , THERAMPAGE   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

藤ちぇる(プロフ) - GuRinさん» 返信遅くなりました、すみません!リクエストありがとうございます!移行次第挑戦してみますので、お楽しみに! (2020年2月28日 16時) (レス) id: e2a65ded55 (このIDを非表示/違反報告)
GuRin(プロフ) - こんばんは!砂田くんの嫉妬するお話みたいです…いつも更新楽しみにしてますっ (2020年2月22日 2時) (レス) id: fe7c458fbf (このIDを非表示/違反報告)
BBZ-rarayupi(プロフ) - めちゃくちゃおひさですいません!(´・c_・`) ねえちゃん呼び。最高すぎます!!! 続きがめちゃくちゃ気になります..!! (2019年12月28日 23時) (レス) id: 44d872b8cc (このIDを非表示/違反報告)
ぐーりん(プロフ) - 初めまして^_^いつも更新楽しみに見させて頂いてます!バリボのお話、とっっっても素敵でした〜…(≧∀≦)バリボのお話の更新、楽しみに待ってます! (2019年10月2日 9時) (レス) id: 28842cd990 (このIDを非表示/違反報告)
BBZ-rarayupi(プロフ) - 藤ちぇるさん» はい! めちゃめちゃ楽しみに待ってます(笑) (2019年9月29日 20時) (レス) id: 64005cd1ec (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:藤ちぇる | 作成日時:2017年8月16日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。