5.藤原樹from THE RAMPAGE ページ7
You side(Not RAMPAGE設定)
_あなたを本当に知ったのは、雨の日でした_
ザーザーザー(雨音)
『うわっ、何これ雨やば!』
家に帰ろうとして生徒玄関を出た私は、あまりの雨の強さにびっくりした。
伶菜「A、ダッシュ!」
ニヤッと笑いながら言う友達の伶菜。
いや、この雨の中走ります??
傘飛ばしそうなんだけど…。
『とりあえず伶菜の家に避難しようかな〜』
伶菜「welcome!傘さして走ればいける!」
なんて話していると、私の脇をものすごいスピードで何かが駆け抜けていった。
『え?』
傘もささず外へ飛び出していった何か。
よく目を凝らしてみると、クラスメイトの藤原くんっぽかった。
北人「…はぁ…はぁ…A、樹走っていった?」
藤原くんの友達の北人が少し遅れてやってきた。
どうやら急ぎの用事があったようで、北人を置いていってしまったらしい。
『どうしたんだろうね?』
ほとんど話したこともないので、この雨に飛び出すなんて勇気あるな〜ってことしか思っていなかった。
*******
結局玄関で少し待っていたら雨が止み、家に帰ることにした。
近くの公園を通った時、ふと公園の中に目をやると
さっき走っていった藤原くんがいた。
立ちすくんでる様子の彼の足元にはダンボール。
気になってしまった私は彼に話しかけることにした。
『藤原くん、どうかしたの?』
藤原くんはびくっとして私を見て、ハッとした顔をした。
樹「あの、こんなこと急に言って申し訳ないんだけど、家近所だよね?お風呂貸してくれませんか?」
ずぶ濡れで髪から水が滴り落ちる彼を見捨てるわけにはいかない!
風邪ひいちゃうよ…
樹「俺っていうかこいつらを温めたくて…」
藤原くんはダンボールを持ち上げて、中を見せた。
『か、かわいい…』
中にいたのは2匹の捨てられた子猫だった。
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藤ちぇる(プロフ) - GuRinさん» 返信遅くなりました、すみません!リクエストありがとうございます!移行次第挑戦してみますので、お楽しみに! (2020年2月28日 16時) (レス) id: e2a65ded55 (このIDを非表示/違反報告)
GuRin(プロフ) - こんばんは!砂田くんの嫉妬するお話みたいです…いつも更新楽しみにしてますっ (2020年2月22日 2時) (レス) id: fe7c458fbf (このIDを非表示/違反報告)
BBZ-rarayupi(プロフ) - めちゃくちゃおひさですいません!(´・c_・`) ねえちゃん呼び。最高すぎます!!! 続きがめちゃくちゃ気になります..!! (2019年12月28日 23時) (レス) id: 44d872b8cc (このIDを非表示/違反報告)
ぐーりん(プロフ) - 初めまして^_^いつも更新楽しみに見させて頂いてます!バリボのお話、とっっっても素敵でした〜…(≧∀≦)バリボのお話の更新、楽しみに待ってます! (2019年10月2日 9時) (レス) id: 28842cd990 (このIDを非表示/違反報告)
BBZ-rarayupi(プロフ) - 藤ちぇるさん» はい! めちゃめちゃ楽しみに待ってます(笑) (2019年9月29日 20時) (レス) id: 64005cd1ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藤ちぇる | 作成日時:2017年8月16日 1時