889の恋 (ページ5)

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お家へ帰ろうページ5

『えっと……

いつ帰るの？』

SG「A〜そんな硬いこと言わないの」

SN「まだ帰らないー家隣だし」

MG「僕も彼女と別れたから夜電話しなくていいし〜まだ帰らないかな」

何も言わないウォヌに聞いてみる

『ウォヌは？』

WN「あーうん」

『何それ。今日はちゃんと片付けて帰ってね』

WN「……」

『おい』

ゲームに集中してるのかまともな返事が帰って来ないから話しかけるのを辞めることにした

いつの間に家から持ってきたのか、4人ともラフな服に着替えて制服をそこら辺に投げ捨ててゴロゴロしている

うん。いつも通り

ここから1歩も動く気のないヤツらしかいない

実は今日、楽しみにしてた恋愛ドラマが始まるから早く帰って欲しい。一人で見たいし…

っていつもならサラッと言えるけど

最近受験とか色々あってスングァン達とは会えてなかったし、一応高校入学パーティーだから少し言い難いのがある

……まだドラマが始まるまで1時間

あと30分くらいは居させることにして、時間が来たらスパッと帰ってもらおう。そうと決まれば

スムーズに帰ってもらう方法…

『制服は畳んでまとめて置いて。早くしないと捨てるよ』

3.2.1とカウントを始めるとのそのそ動き出した男達。ちゃんとしてくれると信じて私は机にある洗い物を片付けよう

お盆に大量のお皿を乗せて、1階のキッチンに向かった

_____________

SG「久しぶりに会ったのにA冷たい…」

SN「今日のA厳しい」

MG「早く帰らせようとしてる」

SN「なんかあんのかな」

WN「見たいドラマがあるから帰らせたいに1票」

「「あー納得」」

_____________

MG「(名前)」

お皿を洗って洗う量が半分ぐらい減った頃、なぜかキッチンに来たミンギュは私の洗ってる手を止めて「後は俺が洗う」なんて言い出した

『う、うん。ありがとう』

ありがとうのお返しなのかウインクが飛んできた…無視しよ

MG「ちょっと、カッコイイとかなんかあるでしょ」

『かっこいいー』

MG「やっぱり？」

『机拭いてくるね』

「なんで無視するの！」って叫んでる声が近所迷惑にならないか心配だ

2階の部屋に戻るとちゃんと片付いていた

使った机を拭いてると横からの視線を感じる

『なに』

WN「今日おばさんは？」

『帰ってこないよ。また一週間家空けるって』

WN「…そ」

SN「じゃあ俺たちそろそろ帰るか」

『ほんと！？』

SN「なんか嬉しそう」

『(空咳)』