889の恋 (ページ2)

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年下のくせにページ2

MG「ハハッwww それで？笑」

『それでスニョンが"眠りは大切なことです"とか馬鹿なこと言うからもっと先生の話が伸びたの…』

MG「ありえないww」

キッチンで5人分のラーメンを作ってるミンギュの手伝いをしながらスニョンの愚痴を言う

SG「なんでそんな笑ってるの笑」

『スニョンの話してた』

SG「またヒョンなんかしたの？笑」

ミンギュと同じ中学の制服を着て、キッチンの様子を見に来たスングァン。

隣に並んだスングァンに少し違和感を感じた

『スングァナ…身長伸びた？』

SG「え？」

明らかに顔の位置が私よりうんと上にある

こんなに高かった？って程、急にスングァンの成長を感じて怖い

SG「あー、確かに伸びたかも。4cmは絶対伸びた」

『えぇやだああ…私のブーちゃんが！！』

SG「え？！ヤダって何！
それよりその呼び方嫌だって言ったじゃん！」

『スングァニだって年下だけどいつも私のこと呼び捨てしてるじゃん！』

SG「それはAがしてもいいって言うから！」

『それは…そうだっけ？』

SG「そうだよ！！ミンギュにも言ってた！！」

『でも昔みたいにAヌナ！って聞きたい！』

ワーワーギャーギャースングァンとの言い合いが始まると、ミンギュは私達と離れたところで作業を再開し、うるさかったのかウォヌが下の階に降りてきた

WN「何。どうしたの」

MG「Aがヌナって言って欲しいって駄々こねてる」

WN「急にどうした」

MG「んー寂しくなったんじゃない？」

WN「アイツら止めるか」

MG「あーいいよウォヌヒョン。僕が止めとくから
このラーメン上に持って行ってて」

……

『なんで言ってくれないの？！一回でもいいからッ…』

MG「ヌナご飯できたから上行こ」

顔を覗き込んで爽やかスマイルの後、さりげなく頭をクシャッと撫でると2階に上がって行ったキムミンギュ

「『……』」

SG「何アイツ、イケメンで腹立つ」

『ほんと、何アイツ。
イケメンで高身長で彼女持ちで料理もできて非の打ち所がないのほんとムカつく』

SG「褒めすぎだよヌナ、僕が虚しくなってくる」

『……』

どさくさに紛れてヌナって呼んでくれるブーちゃん

あなたの方が1番ずるい男だと思うよ。

こいつら中3の癖してあざと過ぎる

後であざと術、私も教えてもらおうかな