8忍と紅一点！ (ページ18)

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『……痛っ』

内村｢どうした？｣

『いや、、』

内村｢は？カッター？｣

『……』

内村｢誰だよ、こんな物入れたヤツ｣

『大丈夫、大丈夫だから』

内村｢大丈夫じゃない。｣

『本当に大丈夫！アンチの人だっているんだから、』

内村｢だとしてもカッターはやりすぎだろ。｣

この事件があった帰り、私はもっと恐ろしいことを体験してしまった

最寄り駅の階段を降りている時後ろから

［お前まじで邪魔なんだよ］

と声が聞こえ背中を押された勢いで階段から転んで膝を怪我した

後ろを振り向くとジャニヲタであろう人達が私を見て笑っていた

この事は湧くんと副社長にしか言っていない

そして今、また同じ状況にいる

［まだジャニーズ辞めてないんだ笑］
［まじで見てられないんだよね～、お前みたいな奴が私たちの推しと一緒にいるところ］

階段から押し倒されまたアンチの人を下から見ている私

気づいたら息が荒くなっていて過呼吸が起こっていた

［はは笑怖いんだ？笑］
［そうやったって誰も助けてくれないんだよ笑］

『はぁはぁ、、たす、けて……』

振り絞った声は誰にも届くはずがなくてこのまま私はここから居なくなるのかななんて思ったりしていた

檜山｢A！？｣

『ひやま、、くん、！』

安嶋｢檜山、A頼む｣

檜山｢了解｣

檜山｢A、深呼吸、｣

『はぁはぁ、はぁ…』

檜山｢落ち着いて、吸って、吐いて｣

『はぁ……はぁ』

たまたま最寄り駅に檜山くんとあじが来た

檜山くんはすぐ私の元に来てくれてあじはアンチの人の元へ行った

安嶋｢ねぇ、何してんの？｣

［あっえ～と……］

安嶋｢俺らの大切なメンバー傷つけんな。下手したら命無くなってたかもしれないんだよ｣

［…………］

安嶋｢もう近づくな｣

［すみませんでした！］

そう言って走って逃げていった

檜山｢大丈夫大丈夫、｣

『あじ、檜山くん……っ』

安嶋｢まじあいつら意味わかんないわ｣

『ありがとう』

安嶋｢大丈夫？怪我してない？｣

『足首やっちゃったかも……』

檜山｢ファンレターに何か書いてあったんでしょ。青木から聞いた｣

『青木くん……』

安嶋｢いっつも大丈夫ってA言うけど、本当に大丈夫じゃない時は俺らに頼ってよ｣

檜山｢俺らも男だからさ、しかも22人もいるんだよ？Aのこと守るから。｣