幽霊になった彼女

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ここは、ちまたでも有名なキャンプ場だ






私を含めて8人、フィッシャーズのみんなと遊びに来ている





キャンプ場に着くと、真っ先に釣りを始めるシルクたち





魚を釣っては、自分の魚が大きい、と、幼い子供のように言い争っていた





みんなとまた一緒にいられるこの光景が、なんだかなつかしく思えた





シルク達が釣りに熱中している中、私は、あまり釣りをしないダーマやモトキとおしゃべりをしていた





まあ、おしゃべりっていっても紙に書かなくちゃいけないけど





それでも、久しぶりにフィッシャーズのメンバーと会話ができて嬉しかった





しばらく2人と会話をしていると、釣りを終えたみんなが来て、ンダホが私の隣に座った





シルク「釣り対決は俺の勝ちだな！」





シルクがそう言うと、すかさずマサイが反論する




マサイ「いやいや、あれは絶対俺のがでかかったって！」





ふふ、と、笑みをこぼしながら聞いていると、ンダホが視線を前に向けたまま、私に問いかけた





ンダホ「Aは、楽しい、？」





少し遠慮がちに言われたセリフに、私はハッキリとンダホに言った








A「楽しいよ」







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話は、一週間前、シルクに私の存在を伝えた日にさかのぼる






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