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他のものには触れないのになんでこれだけ……
ンダホ「あ、もしかして…………」
A「え?」
ンダホ「思い入れのあるもの……とか?」
A「………思い入れ?」
思い入れのある大切なものだから、触れるんじゃない?とはンダホが言った
思い入れのある…大切なもの…
A「あっ…」
私はふと、あるものを思い出した
机の上にある、水色のペン立てを見る
そっと手を伸ばすと、手に固いものがあたる感触を、確かに感じた
A「やっぱり!ンダホが言ってたこと当たってた!」
私が手に取ったのは、高校受験の時期に、フィッシャーズ全員おそろいで買ったペン
持ち手の少し下の部分に、自分の名前が筆記体で書かれたものだ
ンダホは、もしかして、と小さく呟いた
ンダホ「そのペン使えば、俺以外の人とも会話できるんじゃない!?」
確かに。このペンがあれば、シルクにも気づいてもらえる。
また、前みたいに会話することだって…
するとンダホが、A、と優しく声をかけた
ンダホ「よかったね」
A「っ…うん!」
ンダホは柔らかい笑顔でそう言ったけど
なぜか一瞬、寂しそうな顔をした___
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とある演劇部員 - おもいっきり泣いてもーた・゜・(つД`)・゜・ (2018年9月7日 23時) (レス) id: 27d7716bc4 (このIDを非表示/違反報告)
うさぽん - 最後マジでボロ泣きしました。゚(゚´Д`゚)゚。(まぁ最初の葬儀でシルクと話せない所で悲しくて泣いてましたけど)これからも良いお話を沢山書いてください! (2018年1月8日 19時) (レス) id: 9e8eb43a27 (このIDを非表示/違反報告)
フランソワ - 久しぶり〜ごま!私もなかなか来れなくて…。そしたらいつの間にか完結してたってゆうね(^^)お話とっても良かった!(*´ω`*) (2017年12月3日 11時) (レス) id: 76e6b16757 (このIDを非表示/違反報告)
まなみん - すみません間違えました。大変でしたね。です (2017年10月30日 6時) (レス) id: 80099c13be (このIDを非表示/違反報告)
まなみん - スマホが水没したのはたいでしたね。更新頑張ってください。楽しみに待ってます。 (2017年10月30日 6時) (レス) id: 80099c13be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ごま油 x他1人 | 作成日時:2017年7月13日 6時