歌とダンスとYouTuber (ページ9)

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Part8 ページ9

シ「お！どうもー！初めまして！シルクロードです、今日はお越しいただきありがとくうございます」

ま「あ、初めまして！まふまふです！」

あ「天月です」

う「うらたです」

さ「坂田です」

「遼空です」

シ「みなさん今日は存分に筋肉動かしてくださいねw」

あー。すき。
その笑顔が好き。
ちゃんと笑顔を私はできただろうか。
わからないけれど、ずっと近くて遠い存在だった人と会えて嬉しすぎる。

まふくんとシルクさんが撮影の打ち合わせをしてる中。
私は少しフィッシャーズパークの入り口付近を探検していた。
受付もあって倉庫みたいなところだけど埃っぽくない。
受付近くに券売機があるのを見つけた。

券売機…
あ、動画で見た商品だ。
このパーカーとティシャツほしいんだよなぁ
コラボティシャツはもう売り切れているだろうと思っていたから期待はしていなかったけど。

シ「何か欲しいのありました？」

ビクッ！！！

「あ、シルクさん…。あれ？まふくんとの打ち合わせは？」

シ「終わりました、んで、今他の方達に説明してるとこっす。遼空さんも呼んだんですけど聞こえてなかったみたいなので僕がきたんですよ」

え、呼ばれてたのか。
全く聞こえてなかった。
私は事情があって右耳だけ鼓膜が軽く破れていて難聴になってしまっている。
さらに、集中すると周りも見えなくなり人の声もあまり聞こえない。
シルクさんが話しかけてくれた時はすぐ真後ろで左側から離してくれたおかげでびっくりはしたけど聞こえたのだ。

シ「ところで、券売機見てたみたいですけど、何か欲しいものあったんです？」

「あ、っと、コラボティシャツと黒のパーカーが欲しいなって。動画見た時からずっと気になって欲しかったんですよね。」

シ「あ、もしかしてリスナーさん！？見てくださってたんですか！？うわぁー！すごい嬉しい！
よければ、コラボティシャツもまだ少しだけなら予備があるので差し上げますよ。パーカーも。」

「え、いいんですか！？」

シ「もちろん！」

この人優しすぎない？？？
私の推しが優しすぎてつら。