歌とダンスとYouTuber (ページ18)

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Part17 ページ18

健「そーいえばA、左目。どう？最近。」

「んー？どうと言われても全く変わらず視力がないと言っていいほど見えないよ。」

あ「そーいえばA眼帯してるよね。ずっと気になってたんだけど」

「ん？あーこれね。健兄と同じ病気なの。健兄は右眼なんだけど、私は左眼になっちゃったんだ。うつるとかそんなことはないから心配しないで？」

ほらっと、私は左眼の眼帯を外しあまちゅに目を見せた。

あ「わっほんとだ…白い…。カラコン入れてるみたいで綺麗だね！これが病気なんだ、初めて見た」

「そー言ってもらえると嬉しい。昔はよくこれで色々言われたから」

あ「あっ、なんか…ごめん。」

「いやいや！？気にしないで！？話さなかった私も悪いし！」

私の身体は普通の人と違って病気はたくさんと言っていいほどではないけどある方。
右耳は難聴でほとんど聞こえない。
左眼は網膜隔離という病気。
視力に特に問題はないんだけど
手術をしたり色々して白目になりつつある。
そんな目を見ていじめをしてくる輩もいれば子どもからは怖いと言われたりする。
さすがに、子ども達には申し訳ないというのもあり私たち兄妹は眼帯をするようになったのだ。

シラ「おーい、そこの2人ー。そろそろ始めるよー。」

芝「あ、はーい。今行きますー！」

ゆ「はーる。」

「ゆまくん。どうしたの？」

ゆ「退屈してたら申し訳ないと思って。はい、飴とゲーム。写真撮るの疲れたらやってていいよ」

「ほんと！？ありがとう！」

でも、この業界に入ってみんな優しい。