145 ページ47
目を開けて、見えたのは私の薬指でキラキラ光っている指輪だった
北｢A、結婚しよう｣
｢···え？···え、え？｣
どうしても信じられない、今までそんな伏線すらなかったし
どっちかと言えば私のお父さんが私たちのこと認めなかったから別れたようなものだし
お父さんが許してくれないはず、、
北｢大丈夫、お父さんからの許しは得たから｣
まるでエスパーかのように、北人くんは言った
｢ほ、ほんと？｣
北｢うん、Aと二人で挨拶しに来なさいって言われたよ｣
｢え、いつの間に···！｣
北｢ん〜この前かな｣
あんまり詳しく教えてくれない、でもそうやって私があまり気にしないようにしてくれる、当たり前のことをやったまでだよみたいなそんな優しさが伝わる
北｢だから俺は、｣
｢結婚します、北人くんと結婚します、北人くんの奥さんになります、これからずっと北人くんを支え続けます｣
北人くんの言葉を遮って、結婚の返事をした
そしたら、北人くんはいつものあのふわっとした笑顔で笑って、私を一瞬抱きしめる
私の肩を持って、目を合わせる
北｢良かった、
ありがとう本当に、待たせすぎたからちょっと不安だったんだ｣
｢うん、待ちくたびれた｣
そう言って、ちょっとほっぺたを膨らませると
北｢ごめんね｣
と言って、私の膨らんだほっぺたをつぶす
｢いいよ、こうやって約束通り迎えに来てくれたもん｣
北｢ふふ、じゃあ今日からAは
吉野Aだね。｣
｢うん、嬉しい｣
北｢じゃあこれからよろしくね？吉野さん｣
｢はいこちらこそよろしくお願いします、吉野さん｣
北｢ふふ｣
この後私たちは眩しいほどに光り輝く夜空の下で
今までで1番長いキスを交わした。
_____________________fin
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 159人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
flowers(プロフ) - ましゅさん» うわぁありがとうございます！ちょっと認められ方は予想とは違ったかな？と思います(笑)けど、最後まで更新頑張ります(^^) (2019年10月27日 22時) (
レス) id: a66ef0650c (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - いつも更新楽しみにしてます！！ついに北人君…！主人公ちゃんのお父さんに認められることを祈ってます！がんばれーー！ (2019年10月26日 23時) (レス) id: ad7747e186 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：milk tea | 作成日時：2019年10月10日 8時
