5 - Shogo - ページ5
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気づいてしまった。
Aに一目惚れってしたことある？って聞かれた瞬間Aは一目惚れしたんだってすぐに分かって、驚いたフリして一目惚れしたんって言ったけど内心苛立ちもあって、その後ドキドキが鳴り止まないって言われて、モヤモヤして自分がおかしいんじゃないかって思った。
今までこんな感情になったことないけど、はっきり分かった。
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俺はAが好きなんだ。
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でも、もう振られてしまった。
Aがどんな人なのかは分かんないけど、あの誰にも恋したことない純粋なAが一目惚れしたくらいの人だからもう勝ち目がない気がする。
｢はぁ…｣
壱｢翔吾、｣
｢壱馬、
俺気づいちゃったんだよ｣
壱｢Aが好きなんだろ？｣
｢え？！なんで分かるの？！｣
壱｢当たり前だろ？翔吾と何年一緒にいると思ってんだよ(笑)翔吾の気持ちくらいとっくの前に気づいてたよ｣
｢え、うそ？！俺そんなわかりやすい？！｣
壱｢ん〜分かりやすいっていうか、未奈も分かってると思うよ？｣
｢てことは、Aも？！｣
壱｢いやAは鈍感だし分かってないと思うよ｣
｢そっか…
でも、俺気づいてすぐだけど失恋だよな｣
壱｢そうか？まだお前らなんも始まってねーじゃん｣
｢でも…｣
壱｢Aが一目惚れしたって確定した訳じゃないし、翔吾はまだなんの行動もしてないし、これからアピールしてAの心を奪えばいいじゃん｣
｢そっか！壱馬、ありがとう！
俺、今からAに伝えてくる！｣
壱｢え、待て、まだ早くねーか？
まだAは一目惚れで動揺してるし、今翔吾が好きって言ったらもっと動揺するんじゃないか？｣
｢そうだよな
じゃあこれからどんどん距離詰めてくわ｣
壱｢おう、俺は翔吾の味方だからな｣
｢ありがとう、壱馬〜〜｣
って壱馬に抱きついた
壱｢おい、翔吾やめろよ｣
｢なに、照れてんだよ(笑)｣
壱｢て、照れてなんかねーし！｣
｢ぶっ、ははは｣
壱馬と笑いあった。
改めて、幼なじみは大事だなって感じた。
よし、頑張ろ。
絶対Aを振り向かせてみせる
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ちょっと、翔吾くんと壱馬くんちょっと関西弁っぽくしてたんですけど、難しかったのでやっぱり関西弁やめます。ごめんなさい。
引き続きよろしくお願いします。
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作者名：milk tea | 作成日時：2019年7月31日 0時
