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「あぁ、そういう事だったんですね…」
晴香さんの気持ちは痛いほど分かった、もしかしたらお母さんもこんなことあったのかな
晴「でもね今はそんな事言わないよ?
今はなんだろう吹っ切れたっていうか、
それでねその日からデート中に行っちゃう日の夜に必ず電話掛けてくれるの、そんときに涼太は毎回、次は絶対1日中晴香といるからって
そんなこと約束出来るわけないのに、笑」
「優しいですね、涼太さん」
晴「そうだね、ああ見えてちゃんと私を好きでいてくれてるんだなって思うよ」
「なんか羨ましいな〜、私も晴香さんみたいに愛された〜い」
晴「あ、やっぱりAちゃんって北人くんのこと好きなんでしょ?」
「え、やっぱり分かりやすいですかね?私//」
晴「まあね笑
でも北人くんは気づいてない感じたね」
「え!気づいてないんですか?!相当な鈍感ですね」
晴「そうね〜
でも北人くんもAちゃんのこと好きそうだけど」
「いやいやそれはないですよ!
今さっきもここ来る間私に子供だよって言ってきました 妹くらいにしか思ってないんですよ」
晴「それはどうかな〜?北人くんたまに変な発言する時あるじゃない?だからそれも変な発言よ!
だって北人くんがAちゃんを見る目違うもの」
「え、うそ、」
晴「ほんとほんと!
優しい眼差しでAちゃんを見ているわよ」
「え〜信じられない」
晴「第一、北人くんが女の子と一緒にここに来るの初めて見た!」
「北人くんってやっぱり彼女いないんですか?!」
晴「うん、そうよ!
というかここが恋人同士で来るとこって北人くんきっと知ってたわよ、え?って驚いてとぼけてたけど笑」
「そうなんですか?!」
晴「だから、Aちゃん自信持っていいのよ」
「ありがとうございます、
じゃあいつかまた北人くんと恋人になれたらここな来ます!」
晴「うんうん、いい報告待ってる!
そろそろ出よっか」
「はい」
北人くんといつか恋人になれる日は来るのかな
.
.
.
この時は知らなかった、
あんな試練が私たちにあるなんて
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作者名:milk tea | 作成日時:2019年7月31日 0時