さびまこの子供に転生した？！～ヒーロー社会編～:２ (ページ18)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:2,851 hit

【五ノ型鮮烈】２２:希望ページ18

【風ノ呼吸壱ノ型塵旋風・削ぎ】

大きな筒状となった風が突き抜けて突き抜けて一直線に童磨へと向かう。
このままでは無一郎もやられてしまう。しかしその前に優しい凛とした声が響く

「大丈夫ですか？無一郎君」

「こ、ちょうさん・・・」

「頑張ったようですね
兎衣さんも。もう大丈夫ですよ
このクソ野郎は私達でどうにかしますんで」

「わぁ～♡しのぶちゃんだ♡」

文字にハートをつけ話し出す童磨はさながら恋する乙女。しかしその乙女に乙女であるしのぶは斬ってかえす

「さっさとくたばれクソ野郎」

笑顔の顔には血管が浮き出ていて怒っている事が理解出来る。

「おいおい、どういうこったァこりゃァ
なァ！？なんでお前が居るゥ！？菜乃子！！」

「・・・・誰」

悲しそうに、辛そうに、怒りながら菜乃子と名前を呼ぶ不死川
誰と言われたことで眉間に皺がより血管が浮き出る。

「・・・・知り合いか」

「うるせェッ今話しかけんじゃねェ」

勤務が終わってきたのかジャージ姿から隊服に半々羽織な冨岡さん。
彼は前世の記憶が無いからか今この状況がどういう事なのか理解出来て居ないようだ。

兎衣は見渡す。
やって来たのはしのぶ、不死川、冨岡
そしてその他一般隊士達が教師ヒーローと共にやって来た。まさに希望の光とはこのこと

「し・・・のぶさ、あいつ・・・強くなって、」

「・・・ええ。前にも増して強くなっていますね。」

「善逸、が、USJ内の・・・鬼狩りを・・・」

「はい。大丈夫です。ちゃんと対処が早くできる隊士を連れてきたので。もう今頃それぞれの場所で鬼を斬っている頃でしょう」

その言葉は当たっていて人質にされていた上鳴は向かってくる炎の光を見て目を細める
ユラユラと揺らめく陽炎のように揺らめくそれは

【ヒノカミ神楽捌ノ型飛輪陽炎】

「え・・・」

手を挙げ何もしないという意思表示する2人は驚く。何故なら刀身は絶対首に届かないところにあった。なのにその刃は頚を通ったから。

「は！？なっ・・・ん・・・」

人質にされていた上鳴が1個の弾丸と同い歳位の男の子に解放され唖然とする中でヒーローも鬼殺隊も各々の仕事を迅速に済ませていく。