傷．24 ページ28
『あ、半袖は無しでお願いね？』
エマ｢ん 了解｣
エマ｢んじゃこれは？｣
出したのは肩出しの長袖の服
『NGッすね』
エマ｢...そっか｣
エマ｢上は露出無しの方がいっか｣
『うん そーして貰えると助かる』
エマ｢A姉はスゴいなぁ 女の子なのにみんなの事守ってくれてさ...ウチらのヒーローだよ｣
『...ありがとう でも辛い時に支えてくれたエマ達も私にとってヒーローだよ』
『今居る奴らも、ここには居ない奴らも私の光で大切なんだ』
エマ｢...なんかしんみりしちゃったね｣
『うしっ！ さっさと服選んじゃおーぜ』
エマ｢うん！｣
エマ｢やっぱりA姉はシンプルな服が1番似合うかなー でも可愛いのも来て欲しいし...短いスカートもいいかも｣
『あー、シンプルな方がいいなぁ 出来ればいつも通りズボンとか』
エマ｢や・だ♡｣
『...ですよねぇ』
エマ｢んじゃまずこれ着てみよう｣
そう言って出されたのは淡いピンクのフリルが付いた短いオシャレなスカート と 白黒の長袖
『うっそーん』
エマ｢さーどーぞ お着替えください｣
『...へーい』
右肩には大きな火傷跡
右腕の肘から下は曲がるはずのない部分が曲がり、変形しており
左脇腹にはナイフの切り傷
左肩は数個の根性焼き
服を脱いだ事により それが全て露わになった
その瞬間ドアノックが聞こえた
黒羽｢すいませーん 入ってもいいっすか？｣
『いいぞー』
エマ｢え、いいの？｣
『いーよ 別に』
黒羽｢失礼しまーす ...え？｣
エマ｢黒羽!!｣
エマは私に気を使って え？ と言った黒羽の名を大声で読んだのだろう でもこの体を見て醜いと思わぬ人間が居るものか
『エマありがとう でも構わないよ』
エマ｢でも!｣
黒羽｢...カッケェ｣
黒羽はこの傷を見てかっこいいと言ったのだろうか 弱い証であるこの傷を見て
黒羽｢Aさん やっぱ腹筋割れてたんですね!!｣
｢『え？』｣
黒羽｢流石Aさん アタシの目に狂いはなかった｣
思ってたのと違う言葉が出てきたことによって私とエマは その後の｢千冬に言わないと 私が合ってたって｣とドヤ顔で言う黒羽をスルーし、脳内で先程の言葉をリピートする
エマ｢......腹筋？」
黒羽｢キレイな4パックですね!!｣
『プッ...アッハッハッ 私も言われるけど お前も変な奴だな!』
黒羽｢Aさんとお揃い｣
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場違いな奴 - 黒羽ちゃん春千夜みたいで好こ (2021年8月24日 4時) (
レス) id: 2d04debece (このIDを非表示/違反報告)
パナップ(プロフ) - 悠月さん» コメントありがとうございます! もーほんとに私も悠月さん好き これからも頑張ります!! (2021年8月3日 20時) (レス) id: 04d5825de7 (このIDを非表示/違反報告)
パナップ(プロフ) - yumekaponchan@gmail.comさん» コメント本当にありがとうございます!! 言葉にして打ってくれるだけでめちゃくちゃ励みになります! 今のところは他に無いのでお二人が選んでくださった黒羽にしようと思ってます 拙い文ですが これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2021年8月3日 20時) (レス) id: 04d5825de7 (このIDを非表示/違反報告)
悠月(プロフ) - いつもヤベェ好きって思いながら読んでます笑黒羽がいいです！！ (2021年8月2日 21時) (レス) id: 96d594e2d8 (このIDを非表示/違反報告)
yumekaponchan@gmail.com(プロフ) - 黒羽がいいです! (2021年8月2日 21時) (レス) id: 3f23923f00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パナップ | 作成日時：2021年6月30日 18時
