午前零時の哀歌

黒羽．20 ページ23

２日後

Aエマー
エマどしたの?
Aこの前 結局服見れなかったから空いてる日教えて欲しい
エマあ、その事なんだけど、A姉にウチの服着てほしいの
Aえ? まぁいいけども
エマじゃあさ! 明日家来れる?
A明日は空いてるよ
エマ一緒に服選ぼ!!
Aん 分かった
エマ明日10時くらいにお願い! お昼うちで食べよ
Aんじゃお言葉に甘えて









『さて 9:30だし もう行くか』



『家 地味に遠いのダルいな』



いつもの肌を出さないパーカーを羽織り外に出ると



ドカッバキッ という音が公園から聞こえてくる



誰だこんな朝っぱらから喧嘩してる奴は



一応覗いてみるとそこには数名の男と1人の女の子



『おい 朝からうるせーぞ』









『"黒羽"』



黒羽｢Aさん!!｣



男｢あ？んだアイツ 女のお仲間連れてきてどーなるんだよ‪w‪w｣



は？ ムカつくわー



男どもに近づいていき、ポケットに手を突っ込んだまま蹴りでぶっ倒す



すると黒羽はパァっと顔を輝かせ



黒羽｢Aさん めっちゃかっこよかったです!!｣



『あー はいはい そりゃどーも』



黒羽｢めっちゃ適当じゃないっすか？｣



『そんなことねーよ』



『今からエマん家行くんだけど 来る？』



黒羽｢Aさんについて行きたいですけど、いきなりだとエマが困るんじゃないですか？｣



『あー 今聞くから ちょっと待っててな』



黒羽｢了解っす｣



Aあのさ 今黒羽に会ったんだけど、一緒に連れてってもいい?
エマいいよー
Aありがと
エマでも今場地達居るよ
A...マジか
A今から行くわ
エマ了解 待ってるね



『いいってさ』



黒羽｢マジすか！ じゃあ行きましょ!!｣



...アイツが家に居るってことは黙ってよう



うん 言ってもいい事ないからね




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八神(ヤガミ) 黒羽(クロハ)

14歳 タケミチ達と同年代


身長 163cm


Aとは小6の時 出会う
助けてもらった時
あまりに強くかっこよかったためついて行くと決めた


東京卍會 零番隊隊長補佐


通称 カラス

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