【ヒロアカ】無気力系我々幹部【実況者】

試験 ページ11

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ぴ「おぉぉ……これが雄英……！」

『……ものくっそ眠い』

試験当日。自分3徹。そして手には書類と完璧社畜。絶対受験生がすることじゃない。

ぴ「お疲れ様……何徹？」

『3徹。眠い。思考が正常じゃない……』

ぴ「……書類手伝うね」

試験会場。今はまだ人が少ない時に来たもんで結構ガラガラ。そんな中バッグに入ってた書類片付けてる。

『ほんま許さんであのクソ上司。いっぺんどついたろかまじで。』

ぴ「思考が正常じゃないｯｯ！正気保ってｯｯ！！」

そうやって書類片付けてると、いつの間にか始まる時刻になった。

颯太の横はどうやらデクだ。バレない事を祈っておこうかな。

《今日は俺のライヴにようこそー！！！エヴィバディセイヘイ！！》

どうやら試験の始まりだ。そう思いながらグルッペンに渡された紙をみる。

ぴ「うわ、ドイツ語……俺わかんね」

『こんなん分かった方がおかしいっての。俺はまぁ分かるけど。』

んでおかしい奴とか思った奴、どついたるから表でろや。

《こいつあシヴィーーー！！！受験生リスナー達、実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ！！
アーユーレディ！？

YEHAA！！》

いやうるさくて集中できん。どつき回したろか彼奴。

『……はぁ。』

緑「ボイスヒーロー"プレゼント・マイク"だ。すごい……！！
ラジオ毎週聞いてるよ！感激だなあ……、雄英の講師は皆プロのヒーローなんだ！」

隣からブツブツとデクの声がする。少し目を向けるとめっちゃ目を輝かせてる。そしてぴくとは案の定戸惑ってる。そのままほっとけ。やないと止まらん。

《入試要項通り！リスナーにはこの後！10分間の"模擬市街地演習"を行ってもらうぜ！！
持ち込みは自由！プレゼン後は各自指定の演習会場へ向かってくれよな！！
OK！？》

『は？……めんどくさ』

ぴ「いやだって雄英広いし仕方ないな……」

《演習会場には"仮想敵"を三種・多数配置してあり、それぞれの"攻略難易度"に応じてポイントを設けてある！！
各々なりの"個性"で"仮想敵"を行動不能にし、ポイントを稼ぐのがリスナーの目的だ！！

もちろん他人への攻撃等、アンチヒーローな行為はご法度だぜ！？》

大方聞いていた通りだな。

『ふーん……』

ぴ「ロボットかぁ……脆くないといいけど」

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