【ヒロアカ】無気力系我々幹部【実況者】

関係 ページ31

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開始のブザーが鳴り響く。

『はぁ……めんどくさ』

来るまで時間はかかる。そういえばレウさんは今どこにいるんだろう。

拳銃を弄りながら気配を暫く探っていると、同じ階に気配がした。

そして、扉が破壊された。

『……上手く行けたんだ』

レ「正直思ってたより弱かったな」

そう言いレウさんは俺の後ろに行く。

さっきちゃんと盗聴器は壊した。多分向こうにはこちらの言ってることは聞こえない……はず。

『……遅かったじゃん。姉貴』

萌「ｸｽｯ……ほんっと、馬鹿よねぇ？」

相変わらず、男の前だと猫被ってるよなぁ……この姉貴。

『……そうだな』

萌「あら？私に勝てないからって降参するのかしら？ﾌﾌｯ……それは残念ねぇ！」

『……本当、残念だよな』

そう言い、姉貴に拳銃を向ける。

『"出来損ないの俺に負ける姉貴が"な』

ﾊﾞｧﾝｯと銃の音が鳴り響く。

萌「【バリア】っ！」

姉貴を囲むようにに青透明の球体が出現する。

……大体、シッマと同じ原理みたいだな。シッマも似て似つかない奴を使ってたのを見たことがある。

『……ま、想定内だな』

すぐに機関銃(スプラスピナーみたいな見た目)に切り替え、撃つ。

萌「ふん、そんなの効かな……！」

ﾊﾟﾘｯと音がする。恐らくバリアが壊れた音だろう。そこからバリアは崩れていく。まあ、耐久度はあるだろうな。……いや、それでも脆すぎるわ。

バリアがなくなった為、動かなければ格好の的。
そんなことは姉貴は勿論分かっている筈なんで動く……まって走るの遅い。
大方魔力切れ……じゃない、キャパを超えたのかもしれない……いやさすがにそれは無いか。無いよな？

萌「【ファイヤーボール】！」

決死の思いみたいな顔で向けてきた魔法を普通に避ける。あ、やっぱキャパ来てんだな……え

『……はは』

これは苦笑いをするしかない。少し手加減をして暫くすると、ブザーがなった。

『あー……終わりの合図か。』

それを聞いたと同時に姉貴はすぐに戻って行った。

『……きょーさんは何をしてるんだ？』

ぴくとが来なかったから普通につまんなかった(一応授業中)

……にしても、あのバリアだけでキャパ来るとか無いわ。シッマでも普通に動けたしなぁ。

……あれか、最大魔力量があのバリア一個分なのか。普通に使えねぇしゴミってるな(すごい風評被害)

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