【ヒロアカ】無気力系我々幹部【実況者】

心構え ページ21

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そうは言ったものの、ぴくとは動かない。

『……何してんの。』

ぴ「いやぁ……これどうしようかと。」

『マイクラ……まぁ確かにな。ならあっち(もう1つの個性)使えば？』

ぴ「……あ〜、なるほど」

ぴくとのもう1つの個性、【第五人格】。別名【IdentityV】。

ぴ「ん〜……【リッパー】、これ投げてみて。」

ぴくとがそう言うと、隣にリッパーと呼ばれる【ハンター】が現れ、ボールを受け取った。

そしてそのまま投げた。さすがリッパーだわ。めっちゃ吹っ飛んだ。

『……物騒だな。』

ぴ「いやぁさすがリッパー！かっけぇ！」

『……おいリッパー照れてるぞやめてやれ。』

ぴ「あ、ごめん……戻っていいよ」

ぴくとがそう言うとリッパーは消えた。

測定器をみるとまたerror。リッパーこっわ。

……突然のブーメランが飛んできた()

あ、やべ避けれんかった。

ぴ「！？」

相「まあこんなもんだ。まず自分の"最大限"を知る、それがヒーローの素地を形成する合理的手段。」

担任は俺らの記録を他の生徒達に見せている。

「なんこれ！すげー面白そう(・・・・)！」

面白そう……かぁ。

「errorってマジかよ……」

「"個性"思いっきり使えるんだ！さすがヒーロー科！」

……コイツらは、ヒーローには向いていない。

『……お前ら、さっさと違う高校行ったら？』

「「「！？」」」

拳銃を弄りながらそう言う。

ぴ「……それが将来プロヒーローになる人達の心構えですか。……正直見損ないました」

『そんな心構えじゃあ、ヒーローになったらすぐ死んじまうね』

ヒーローは"能力をもった兵士"みたいなもの。そんなんじゃ戦場に出た瞬間死ぬよ。

え、戦争は無いだろって？敵とヒーローの戦いは戦争みたいなもんだろ？多分

相「その通り。ヒーローになる為の三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい？
……よし、トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し、除籍処分としよう。」

「「「はあぁぁぁぁあ！？」」」

『ま、当たり前だよなぁ』

……在籍処分とはなかなか踏み切るな担任。

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