お前らいい加減にせえよ。2

とぃれぃきたいです。 ページ28

□




放課後、



とはいえずっと避けられてても不快なので
侑を捕まえて、可愛く じちょっ…じゅしょうっ…


…事情聴取してやる事にした。



『おい』


ドンｯｯ


侑「ﾋｯ」


『なんで私らを避けてんのかって聞いてんだよコラ』

治「そうやでコラ」

角「聞いてんのかコラ」


周りから見たらリンチ、またはカツ揚げにしか見えない
だろうなこの状況。



侑「待てや！！べっ別に、避けてなんかっ…」

『ンだよ、面倒臭い女子かよコラ』

治「言いたい事あるんなら言えやコラ
もじもじってきしょいでコラ」

角「言えこらー」


ぱちぱちと瞬きする侑。
中々言わないから私の両手が侑の首を締めそうだよ


侑「…別に何もないし」

『明らかに避けてたじゃ＿』

侑「ホンマに！！！…っ何でもないねん」



走り去って行く侑。
なんで怒ってんの？意味わかんない。


角「ふぅーん」

『？なに』

角「別に何も」


治「…なるほどなぁ」


『二人してなんなの黙ってないで教えなさいよ」


治「A、今月と言ったら何や？」


『どういう事…っあ！そういう事？！
アレって侑にあげるもんなの？』


治「ツムが可哀想に思えて来た」

『とりあえず今日作って明日渡すわ、先帰るー！』





と、侑に続いて走り去って行くA
校舎を出て門を曲がると何かに躓いた。


侑「ｸﾞｴｯ」

『ｱｯﾌﾞ!!?』


なに地面に縮まってんの！！
30cmくらい吹き飛んだでしょうが！！


『痛たっ…何してんのこんなとこで…」


侑「…太陽浴びてたんや」

『めっちゃ曇っているけど』


凄い曇天だよ。
さっきの事ついでに謝っておこう。

しゃがんでいる侑の隣に座る。



『あのさ、ごめん』

侑「…急に何やねんらしくもない、気持ち悪い」

『帰りますね。今までありがとうございました』



何だよこの金髪は！！
そのまま縮まってタンポポにでもなってしまえ！！

プンスコ怒りながら去ろうとすると、
鞄を後ろから引っ張られる。



侑「待ちや」

『何』

侑「……」


『じゃあね』


侑「待て待て待て待て！！」


何だよ！！モタモタしてないで直ぐ言えって！！

…待って人の事言えないんだったわ。
倫太郎の気持ちが少し分かったかもしれない()


『…ここじゃアレだし移動しよ』

侑「ん」



ーーー


字数！

ぉめめがぃたぃです→←とぃれぃきたぃです。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す