お前らいい加減にせえよ。2

ジャスティス ページ25

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放課後



角「じゃ帰ろっか」

『うんｯｯ』


放課後なら2人になれるから渡すのも楽勝！！！
行け行け！！！わたし！！


『あのさ、…』

角「うん？」

『ち、ちょ、』

角「ち？？？」



『ちょ、ち、蝶々が出てるよｯｯ！！！！？！」

角「えっ？！嘘どこ？！」



自分の身体中確認する倫太郎。
ちっくしょ！！！口が滑った！！！！！


【チョコあげる】


って言葉が悪いんだ！！！
言葉を変えよう。


そうだ、順番変えてさりげないって感じにしよ。

【あげるよ、チョコ】にしよう。完ペキ。



角「あれ、どこも蝶々出てないけど」

『ごめん、侑と見間違えた』((

角「あーね間違えやすいよねー」(

『よくあるもんねー』(

角「ていうかさ、ケース変えたんだけどどう？？」


と見せてくる。さっきから気にはなっていた。
キラッッキラッッのデコられたスマホケース。
まさかの柄が蝶。

いや、何処ぞのギャルかよ。



『個性的でいいと思う。
人生堕ちた歌舞伎町にいるギャルって感じで』

角「待ってそれどういう意味？？？」


よし、言うぞ
今度こそチョコレートあげるんだ！！


『…ねえ、これ、っあ！』


角「なんか落ちたよ」


落としたのは手作りチョコ。
なんて事をｯｯ！！！


角「…っえ、こっこれ、何？」

『あ、いやっ、そのっ、ちょこ…」

角「えっこれが？？誰から貰ったの？！
…まさかA、虐められたりしてないよね？？」


大丈夫？？
となんか心配させてしまった。


『ぅううん！！違うよ！これは料理下手な子から
貰ったの！！』

角「ほんとうに、？ならよかった」



きっ…北さあ〜んン"！！！

なんか申し訳ないのと悔しいのがごっちゃです！！



角「…そういえば今日、バレンタインだね」

『そうだね』

角「今からココ行かない？駅前のとこ」


と、見せられたのは駅前のカフェ。

バレンタイン限定のやつがあるらしい、



『うん、そうだね行きたい、行こう』


角「うん。それじゃ行こっか」


私の手を握ってきた、

急でビビったけど照れ隠しで握り締めてあげた。


角「痛っいだだだだっ！！！」


『あ、ごっごめんっ！！』


角「手、繋ぐの慣れない？ゆっくりでいいよ。
Aのペースで行こ」


どの口が言ってんだよ。
手を繋ぐのとっくに越してんじゃん。


と、いいつつも手を離すのは嫌です。


角「…何これ、小指繋ぎ？」笑


と笑う倫太郎。
これなら平気だ。


今すっげえしあわせ。


角「手繋ぐ以上の事なら平気なのにね」


『何でだろうね』

梅雨の時期とかくっっそいらねえ→←ぉなかぃたぃです

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