お前らいい加減にせえよ。2

顎痛え ページ20

□


『あのさ倫太郎ばっか言うな！！
話に触れてないけど天使さんにしてた事はなんなの？
2人の時倫太郎って名前呼びしてた、ハグだってしてた。』


倫「っ…あれは、」


なんでそんな顔すんの？
やっぱそうなんじゃん。私は、倫太郎にっ…ただ、


『っ…私はっ！！天使さんに妬いてたの、倫太郎に嫌われたくないから、話し思いつかないけど仲直りしたくて、
話しあいたくてでも倫太郎から___！！！

(略)


__ってことだから！！イチャイチャしてんの止めてほしくて遠回しにアピってたの！！侑も治も協力してくれてたの！！
下手くそ演技だったけど！！』


角「ちょ、待ってよ急にっ…」


『〜〜っ！！私はなにを言われようとも倫太郎一筋なの、
正直いってかっこいいよ、しんどいくらいにすきだよ
だからいつも話しかけてくれるだけで幸せよ
首のやつは話せる時にまた言うから、それまで待ってほしいでも、そういう浮気とかそういうのじゃないんだ、
わがままでごめん。信じて待ってほしい


改めていうけど、倫太郎が思ってるよりちゃんと好きだよ』


角「ぁ……。」


もう言いたいこと言ってスッキリして逃げよう。
と思ってたら何故か暴露会になってしまった。


もう叫びすぎて喉が痛い。
顔がジンジンと熱い。目も熱い。絶対赤面している。

顔を上げられない。


倫太郎も無言。




、






、






『…っ！！』


いてもたっても居られなくてこの場を去ろうと、
反対側を向いて走り出した。


角「はあ？！ちょ、待って…っ！！」


ダッシュで帰ろうとしたら再び手首を掴まれた。
もういや！！

死ぬ気で後ろを見ると口元を隠しながら赤面している
倫太郎がいた。



『なっ…なんでっ…？』


角「いやなんでって、…お、俺だってAの発する
言葉も行動も、Aに付きまとってくるモブ如きに
取る対応も態度もその声も全てが好きで、、
スマホにフォルダあるよ、見る？」


『いや大丈夫』


角「天使さんのことはやり過ぎたよね、巻き込んじゃった
俺、天使さんに名前呼び
されたのあの時一回だけだよ名前呼びは。
でもAが浮気匂わすことするから悪いんだからね？」



確かにさっき苗字だった…。


角「で、その首のこといつまで待てばいいの？」


『大丈夫、ちゃんと話す』


角「…ふうん、そっか。まあいいよ」


『っわ？！』


急に腕を引っ張られて抱き寄せられると、



首にがぶり



『っっ…』


角「んっ 上書き、なんちゃってー…」








侑「…」



まーたまた、誰かが見てると知らずに。

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