お前らいい加減にせえよ。2

わたくし電車一人で乗れません ページ4

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ガタンゴトン…ガタンゴトン…


拝啓、お母さんへ。

私は今、貴女に会う為に電車に乗って揺られてます。
そう、隣に立っている2馬鹿を添えて…


〜〜〜〜


『なんで着いて来たんだよ』

侑「暇で」

角「ご両親に未来の事を兼ねてご挨拶」

『治は？？』

侑「他のやつと遊び行った」

『次の駅で帰れ」


朝6時に家出たら玄関の前に居たんだよ。
朝4時から待ってたんだって。怖。


というか人が多いんだよ！！！
もう侑と倫太郎とぎゅうぎゅう詰めなんだよ！！
しかも背後に少し過呼吸なおじたん居るよ？？これセクハラされるやつやん。


『……』

角「…うしろ気をつけてね」

『ぁ、うん』

おじさん「はぁ…はぁ…」


うん、、


おじさん「はぁ…はあぁ…』


うん、近くない！！！！？無理無理助けてほんと今助けてよ！！
てか私と侑の間にいるんだよね…侑は気にならないのかよ！！！！

ふと、侑の方を見ると怒った表情をしていた。

あれ？？


侑の方へ視線を落とすと侑の尻におっさんの手が。


侑「おい、おっさんさっきからホンマにキモいねんけど。その汚ならしい手を離せや」


おじさん「…ﾋｨ！！」

と、軽く悲鳴を上げてどこか離れていった。

あぁ…え、そっちなのかよ。


角「よかったね、侑で。」

『そうね』

侑「俺の方がお前よりえらい魅力的な体しとるって証拠やな」


とくに尻とかな！！
と自慢してくる小学校5年生。

くっっっ…！！！


『…言い返せない。』

侑「へっ俺の勝ちや」


なんの勝負？？

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