ボナペティ！【ALL】 (ページ10)

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今日は何歳くらいのヒョンなのか、早く会いたくて、がちゃ、ってドアノブ回すのに、鍵かかってますけど。

テ・ヒョ・ン・イ・ヒョ・ン…！！！絶対許さん！！

「ヒョン！！！ヒョン！！！ジンヒョン！！！！いますよね！！！！グクです！！！！」

力の限りリズミカルに、ドラムロールかってくらいの打撃でドア叩いてたら、中からジンヒョンの呆れ果てた声がした。

SJ「うるさいの来た」

TH「ヒョン？鍵掛けたんですか？」

SJ「だってうるさいから」

TH「ヒョン…グギかわいそうでしょ、開けますよ？」

テヒョンイヒョンごめん、ヒョンじゃなかったんだね。

がちゃ、って普通に開けてくれたテヒョンイヒョンに、とりあえず肩抱きしめて万感の感謝を身体で伝えてから、くわっと視線の先にいるだろうヒョンを睨みつけた…けど、2秒と持たなかった。

「ジ、ジンヒョン…！！！う、うわー！美少年！美！少年！！えっ、女の子？か、わかわわわわわ」

SJ「ほらうるさい…ヤダもう…テヒョン、いいからご飯食べに行こう。ユンギにさっきカトクしたから、ご飯もうできてるってさ」

憎まれ口と冷たい通り越してコンクリートの壁みたいな目で俺を見たジンヒョンは、上下ピンクのだぼっとしたTシャツと短パンなんだろうけど、ハーフパンツになってる姿で。

最近ちょっと前髪長めにしてたジンヒョンの、さらっさらの前髪を少し横に分けて、長いまつげが麗しい、小さな顔とぷくっとした赤い唇が印象的な、中性的な少年がそこに座ってた。

うわあ、何これ、お花ちゃん？

お花の妖精ちゃんですか？