ボナペティ！【ALL】 (ページ8)

今日:6 hit、昨日:17 hit、合計:73,692 hit

ヒョンがマンネで、マンネがヒョンでページ8

【ねむねむ、ごろごろ】

◇SJ◇

結果的に言うと。

俺の幼児退行は一度で終わらなかった。

癖になったのか、疲れたり精神的に参ることがあったら戻る。

年齢は戻るたびに最初の時より大きくなってて、4歳だったり、6歳くらいだったり。

専門医に聞いたら、ストレスがいきなりゼロになるわけじゃ無いから、そうやって治って行くケースも珍しく無いって話で。

だから、特効薬とか作れよなって思うけど、とりあえず最初の時よりも赤ちゃんに戻ることは無いみたいだから、それだけが安心できることってくらい。

他は全く、不満ばっかり。

JK「ジンヒョンおはようこざいまぁす！」

まず、バーンと俺の部屋のドア開けてくるマンネを殴りたい。

もう起きて着替えていた俺が退行してないの確認すると、チッて軽く舌打ちするからそれに舌打ちで返してやると、ムキになってまた痛烈なやつ打ってくるから、笑うしかないよね。

「お前が早起き習慣身についてくれて、ヒョンは嬉しい限りだよ」

JK「俺の早起きに見合う状況になかなかなってくれないのが、悔しい限りなんですけどね」

嫌味に嫌味で返すとは、成長したじゃん。

ちょっと来いて言って腕振り上げたら、「お腹すいたからご飯待ってます！」って言ってぴゅーっと逃げてった。

YG「ジンヒョン、朝飯俺作りますから良いですよ」

開けっ放しのドアから通りがかったユンギが苦笑交じりにそう言ってくれたけど、

「いいよ。俺目玉焼きめちゃくちゃ焼きたい気分だから」

そう言って、ユンギと二人で朝食作ることにした。