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JK「明日はおしゃれしてね!」
仕事終わってからの夕食を、たまにはいい感じのレストランで食べよう、ってグクからの提案だったんだけど。
明日はグクの方が仕事終わるの遅いけど、私は少し待ってもいいから一緒に行けばいんじゃない?って言ったら、
JK「A、わかんないの?デートだよ?外だよ?こんなこと今までそんなに無いことじゃん。だからちゃんとおしゃれして。綺麗なAを俺にみせてよ」
なんて甘い顔して言うから、なるほどこれは、プロポーズするんだなって瞬時に悟った。
すぐさまアリンにカトクして
『プロポーズがいよいよなんですけど、どんな服装で行ったら良いですか?』
ってご教授を願った。
そしたらすぐさま返信が来て
AR「Aはあほなの?そんなの1番清楚でエ ロい服着て、美容室予約してフルセットのフルメイク頼めよ」
と、痛烈なご意見をいただいた。
『清楚でエ ロいとは』
AR「こういうやつ」
すすっと送られてきたひらっひらでうすっうすのお花の妖精みたいなワンピースに、思わず自分のワードローブを思い返すけど、一着も手持ちがない。
『持ってません』
AR「仕事休んででも買いに行くことをオススメいたします」
そこまでするのか。
AR「そこまでしても良いくらいの、一大イベントになると思いますので、ぜひ」
アリンからすっとカトクが追加で届いて、心呼んだの?っておののいた。
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作者名:フネ55 | 作成日時:2023年1月28日 22時