Fear (ページ19)

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なんか照れくさくなって

黙ったまま真っ直ぐ歩いていると、

気づけば帰路はもう終わりにさしかかる

あれ以来北斗は私の家の前までちゃんと送り届けてくれる

北「ねぇ、」

私「ん？」

北「付き合ってくれない？」

私「へ？」

開口一番、何を言い出すのかとびっくりする

北「好きなの、Aのこと」

私「え、えと」

予想してなかった展開に思いの外戸惑う

北「いきなり、ごめん。」

私「…いいよ。」

私より身長の高い君を見上げると、
なんともほっとしたような表情

北「ほんとに？いいの？」

私「なんで聞くの、笑

お願いします、でいいのかな。」

笑ってそういえば、
ああーよかった、嬉しい！なんて大きくリアクションする北斗

ここずっと北斗の行動にキュンとさせられて

これが恋なのかと言えば若干分からないところもあるけれど、

目の前の君を信じて

恋愛してみるのも悪くないかなって

おもったんだ。

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