9話 そばにいてくれないの？ぴえん ページ9
A「えっと…最近なにしてるの？」
！！！
木兎「バレー！」
話しかけてくれた！
フッフッフッAも寂しかったのかー？
ちょっとぐらいだったら良いよな！
会話するのを許してくれカミサマ！！！
咲「Aー！おはよー！」
A「おはよう、咲ちゃん」
咲「あ、木兎もおはよう！」
木兎「おはよー！さきっぺ！」
咲「ねぇねぇ！昨日健くんと仲良くなってたよね！どうどう？！楽しかったでしょー？」
タケルくん？誰？？？
A「えー、あー、そーでも無いよ？」
少し頬に汗が浮かんでて焦ってるのが分かった
昨日遊んだのか、
仲良くなったんだ
そりゃAだって男友達の1人や2人いてもおかしくねぇよ！
しゃーねぇしゃーねぇ！
咲「嘘だ〜ん、連絡先交換してたじゃーんこのこの〜！健くんもAの事超気に入ってたっぽいし、この際付き合っちゃえば？」
・・・・。
付き合う？なんで？
タケルくんが好きだから？？？
A「あ！木兎これは違うんだよ！」
なにが違うんだよ
お互い受験頑張るって言ったじゃん
なに遊んでんの
なんで
木兎「なにが違うの？なんでAは俺に言い訳しようとしてるの？」
A「勘違いされるんじゃないかって」
勘違いもなにも
Aにとって友達の俺には関係ないだろ
タケルくんの事は好きで俺の事は好きじゃない
ただそれだけ
木兎「Aが誰と付き合おうが俺には関係ないだろ？」
苦しい、
逃げたい、
この場から今すぐに
木兎「んじゃあ、俺行くねー！」
Aが俺の側からいなくなっちゃう
そんなの嫌だ。
そばにいてくれ…A。
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【12月】
「おーーーい木兎ー。」
木兎「なにー？」
「お前勉強しなくて大丈夫かよ。いくら推薦でも筆記あるだろ？」
木兎「んー。」
「最近おかしいよな木兎」
「あれじゃねぇの夏ぐらいに神崎さんと付き合ってたの勘違いしてたって言ってたやつ」
「あー、馬鹿だよな。ちょっと考えればわかるだろに。でも別に発覚した後普通だっただろ？なんで急に」
「さぁー、あいつ部活でも浮いてるみたいだし色々あんじゃね？」
「うぅ、いたたまれないわ。(涙)」
10話 心に空いた穴なんてゴミでも詰めてろ→←8話 関係ナイトプール！ぱしゃぱしゃーっ！
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作者名：M子 | 作成日時：2020年2月27日 13時
