7話 あ〜もうなんでもいいや ページ7
A「連れて行きたい場所?」
健「うん、水族館に行こうと思って!」
水族館、行った事ないんだよな。
小学校の頃
遠足の前の日に熱出して結局行けなかった。
A「水族館、楽しみだなぁ〜(ニコニコ)」
うん、これは本心で
健「本当?それじゃ良かった!映画と迷ってたんだけど、映画だと好みがあるしって思って水族館にしてみたんだけどって…ごめんね、今日が楽しみで色々考えて眠れなかったんだ。」
本当に色々考えてくれてたんだな
それで今日も寝坊、してきたってわけか
A「ありがとう。今日は楽しもうね。」微笑む
健「…!/////」
これも本心で言った
沢山私の為に考えてしてくれた事に対しての感謝
それでも私はこの人の気持ちを
心に空いた穴を埋める為
利用する事に抵抗が全く無い
【水族館】
わぁ、綺麗。
真っ暗な部屋の中に水槽だけが輝いてる
魚の鱗に光が反射してキラキラしてる
まるで海の底を歩いている気分
A「…」
健「…ど、どう?楽しい?」
あ、普通に感動してた
A「うん、楽しい(ニコニコ)」
健「良かった!綺麗だよね。」
A「うん、綺麗。(ニコニコ)」
健「イルカとかペンギンも見れるみたいだよ」
マジでか。
A「楽しそう、見に行きたいな。(ニコニコ)」
健「じゃあ早速行こう!」
ペンギンに触ったり海月の水槽は綺麗で
イルカショーは凄かったな
同じ哺乳類でも全く違う種族で言葉も交わせない
それでもイルカは人間と心を交わしている様に見えた
お互いの気持ちが一致すると技は成功して
ショーは盛り上がり絆が生まれる
A「いいなぁ…」
水族館を出てフードコートでお昼を食べた
帰り、急に雨が降ってきてずぶ濡れになった
健「急に降ってきたね;天気予報ちゃんと見てなかったよ(笑)」
A「私も、折り畳み傘とか持ってれば良かった。ごめんね。」
健「……あ、のさ…」
A「ん?どうしたの?(ニコニコ)」
健「家、来る?ここから割と近いし…服乾くまでさ」
…………
A「うん、じゃあお邪魔しようかな(ニコニコ)」
【健宅】
健「これ、タオルと着替え!洗面所使っていいから」
A「ありがとう。(ニコニコ)」
健くんの服っぽい物を着て
なんか変な感じ
タオルで濡れた髪を拭きながら洗面所を出た
8話 関係ナイトプール!ぱしゃぱしゃーっ!→←6話 一線引いてみると案外遠い
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作者名:M子 | 作成日時:2020年2月27日 13時