そういうつもりで言ったわけじゃない【木兎光太郎】 (ページ45)

今日:1 hit、昨日:11 hit、合計:98,925 hit

45話ページ45

【昼休憩】

午前中だけで4試合か

休憩終わる前にドリンク補充しよう

「ソレ、手伝ってあげよっか？」

…………？

誰だコイツ。話したら木兎が怒るから………

って違うか。

もう、話してもいいんだ

A「…お気になさらず」

黒尾「あ、聞こえてたのね。

存在を認識されてないかと思ったわ。

いや、てかソレ思いでしょーよ！」

しつこいな、ナンパ？

A「てゆーか、何の用？」

黒尾「トゲトゲしいな、オイ。

あー、実は…さ

そっちのミミズクヘッドのヤツいるじゃん？

あいつの名前知りたいな～なぁーんて！」

ミミズクヘッド？

A「木兎の事？」

黒尾「おー！アイツ木兎って言うのね！

アイツのスパイク凄いよなぁ。

うん、アレは男の俺でも惚れちゃうネ！」

は？

こいつ木兎の事狙ってんのか？

フッ残念だなぁ！

木兎は私にフォーリンラブだから

お前の入る隙間はない！

A「可哀想。恋した瞬間に失恋なんて。」

黒尾「エ！ナニ？！その悪意丸出しの言い方！

ってか失恋って違うからな！

俺あんなの打ってみたいって言う例えだろ！」

A「なんだ、そうなんだ。

別にどっちでもいいけど。」

黒尾「まあ、でもスパイクを打てなくても

止める事はできますからね。」

……………………………………

A「臨むところだわ、全部打ち切ってやるよ。」

黒尾「なんでお前自身が木兎みたいになってんの？？？」