40話 ページ40
何度も何度もキスをして
俺が満足するまで付き合ってくれるから
Aの優しさに甘えて、頭の中空っぽにした
欲望に身を任せたら我慢してたのが抑えきれなくなって服の中に手を入れたら
A「木兎、流石に外は…」
だめって言われた……
こーゆー行為も多分きっと押し付けなんだ
Aの好きな気持ちを認める為に始めた事だけど
キスをする度にただただ…
虚しくなる
"A…俺を置いて行かないで…"
不安がいっぱい募った俺の心の声が不意に漏れそうになって
思わず口を塞ぐ
A「ごめんね、我慢させちゃって。
木兎が辛い思いをするなら私の気持ちなんて
考えなくてもいいんだよ?」
俺が何も言わなくてもAは
俺の心を見透かしたように話すんだ
木兎「…」
A「木兎は木兎のままでいいんだよ。
変わろうとするのはいい事だけど
自分のペースで大丈夫だから。
無理しないで」
木兎「うん、でもこのままじゃダメだ。」
このままじゃだめ。
Aを大切にするなら
偉大にならなきゃ
159人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:M子 | 作成日時:2020年2月27日 13時