そういうつもりで言ったわけじゃない【木兎光太郎】 (ページ36)

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36話ページ36

小見「そういやあいつ今日やけにテンション高かったな」

木兎「…へー」

あんなに楽しそうに笑ってる

Aの笑ってる顔が好き、

話を聞いてる時あんまり相槌は打たないけどしっかり目を見てくれるところが好き、

みんなの前で食べる時の一口は小さいのに本当は一口がおっきくて、幸せそうに食べる姿が好き

俺の好きなAを俺以外に見せないで

.

木葉「そんでさ、公園でブランコから誰が一番高く跳べるかってのやろうって言い出して。調子乗ってバク宙して思いきり俺にぶつかってきて死ぬかと思った…」

A「あはははwwwもう無理やめてwww

はぁー。もうチャイム鳴るね、木葉くん今日はありがとう。私の知らない木兎を教えてくれて。」

木葉「こんなんで良いんだったらいつでも教えるぜ！」

はー、楽しかった。

木兎、男友達の前ではめちゃくちゃだな

私の前でもめちゃくちゃだけど、より一層って感じだ

また話したいな

A「あ、そうだ。今日こっそり部活見に行こう！」

そしたらしょぼくれモードってやつ見れるかも

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「ナイッサー！」

さて、体育館の小窓からこっそり覗き込んでる私ですが、凄い怪しまれてるってか目立ってる

木兎にさえ見つからなければ良いから気にしないけど

あ、木兎いた

今のところは普通に見えるんだけどな

猿杙「あー！惜しい。でもちょっとずつ狙った場所に近づいてきてる」

木兎「！！！！なあ！！今の見た！？みたみた！？あのキワキワ狙ったの！！」

小見「まぐれだろ」

木兎「なにおー？！！」

ふふふ、楽しそうではないか

お、次レシーブだ

木兎はレシーブはそんな得意じゃないはずだけど

闇路「木兎ォ！もっと腰落とせ！」

木兎「ハァイ！」

ちょっと拗ねてる(笑)

監督は木兎に事細かく注意するけど
期待の現れだと私は思う

ちゃんと注意された所は直そうとする所は木兎らしくて良いな

レシーブ→スパイク→と終えて軽くミニゲームをして休憩。

木葉「お前のクロス凄えけどクロスばっかだと読まれて止められるぞ」

木兎「うん、監督にも言われたー。ストレートなんか苦手ー…クロスのが打ちやすくてきもちーし！」

猿杙「でもまーエースになるんだったらストレートも綺麗に決めれないとなー」

木兎「確かに…！」

持ち上げ上手だッッッ