【ハイキュー】色柱は護衛任務に行くそうです (ページ33)

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さんじゅうページ33

お「Aのクラスは1年A組だよ。そして、Aには色柱になってもらう。これで全体集会は終わりだよ。各自教室に戻ってね。｣

お館様が舞台から去っていくので私もとりあえずついて行った

お「言い忘れていたけど1年A組には無一郎がいるんだ。そして、集会が終わったら私のところに来るように言っているからAは無一郎と教室に行ってね」

『了解です！それにしても騒がしいですね。まだ教室に戻っていないんですかね？』

お「そうだね。Aの事を待っているんじゃないかな？」

お館様がそう言うのと同時に

「A！！！！」

という私を呼ぶ声が聞こえた
それも複数人の

『あ！皆さん！お久しぶりです！！』

声の方向にいたのは鬼殺隊の皆だった
やっと会えた。嬉しい。という感情が頭の中を埋め尽くす

宇「A！！流石は俺の元継子！！派手な登場だったぜ！！」

甘「Aちゃん！！！久しぶり！！！ずっとずっと会いたかったわ！！！」

伊黒「俺と甘露寺を待たせるとはお前は一体何がしたいんだ？？」

煉「A！！一緒にさつまいもを食べようじゃないか！！！」

不「おいおいィ、人を待たせすぎじゃないかァ？」

胡「A」

皆のマシンガントークの中、透き通った聞きなれた声が聞こえた

『なあに？しのぶちゃん』

胡「今まで、一体どこにいたの？」

しのぶちゃんは目に涙をたくさん溜めていた
そして1粒の涙がこぼれ落ちる

『綺麗な顔が台無しだよ？しのぶちゃん、元気だった？』

私は笑った

胡「っっ」

次の瞬間、しのぶちゃんが私に抱きついてきた
え？いい匂い

『しのぶちゃん？どうしたの？てか、いい匂いだね？』

胡「うるさいです。どうせ私がどれだけAを探していたか分からないんでしょう？」

『んふ、分かるよ？私もしのぶちゃんや皆のこと探してたもん。
ずーっと1人で誰にも会うことが出来なくて、やっぱり私以外の人は皆居ないんじゃないかって何回思ったことか笑』

宇「それは俺らも同じだぜ？俺らみーんな全員いるのにお前だけが居ないとかまあ有り得ないけどな！」

『確かにそうですね！！』

無「それで、Aは今までどこにいたの？僕達ほんとに探してたんだけど」

『ん？私普通に東京で過ごしてたよ？』

悲「なぜ同じ東京にいるのにも関わらず我々が探すことが出来なかったのか気になるがそろそろ下の階級の人とも話す時間を渡さねば」

善「そーだよ？！？！俺らもAちゃんと話したいのに！！！」