にじゅうなな(しばらく過去編です) ページ30
お館様のその言葉を聞いて
ああ、やっぱりこの世にも鬼がいるんだと自覚した
『もちろんです。私はこの命尽きぬ限りお館様のお傍にいると決めているので。』
「ありがとう。Aならそう言ってくれると思っていたよ。」
「それでAは今どこの学校に通っているんだい?」
『音駒中学です。』
「しのぶが今15歳なのだけれどAも同じなのかい?」
『いえ!私はまだ12歳です!』
「ということは、今世は無一郎と同い年だね」
『そうなんですか?というか、皆いるんですか!?』
「もちろん。A以外は皆キメツ学園中等部、高等部、大学にいるよ」
まさかのしのぶちゃんと同い年じゃないという!!
そして、無一郎と同い年か〜
なんか考えられない!笑笑
『私だけ、違う学校にいた、ということですか?』
「そうなるね。それで本題に戻るけどAもキメツ学園に来ないかい?キメツ学園には皆もいるし、キメツ学園の半分の生徒は鬼殺隊だよ」
『そう、なんですか?』
皆に会えるのは嬉しい
でも、研磨や鉄郎と離れるのは寂しいしバレーも出来なくなる
それでも私は鬼がいる限り鬼殺隊で、お館様の元にいると決めた
だから私は、、、
『わかりました。私キメツ学園に行きます。』
「本当かい?ありがとう。そうだ、キメツ学園の制度を伝えておかないとね」
お館様が言うにはキメツ学園は
中学、高校、大学の3学部ある
入試方法が面接
その時に前世鬼殺隊だった人は覚えているかどうか確認されるらしい
クラスは1クラス30人の6クラスあって鬼殺隊と一般人の確率が半々で別れるらしい
Aクラス、Bクラス、Cクラス、Dクラス、Eクラス、Fクラスの6クラスがあってAクラスに行くほど成績が良い人が多くFクラスは成績が悪い人が多いらしい
そして、Aクラスの数少ない選ばれた人達、【柱】
柱は10人いて、前世鬼殺隊の柱だった人がなっており、今は私がいないため1つ空席らしい
その残り1つの座を巡って皆頑張っているらしいが前世鬼殺隊だった人は私の席だと知っているため階級を上げることに専念しているらしい
「という感じだね。
Aの転校手続きは私がやっておくね
ただ、キメツ学園は完全寮生だから荷物の準備をやっていて欲しい」
『分かりました!
あ、そうだ。皆には私が転校すること言わないで欲しいんです。びっくりさせたいので!』
「分かった。なら、全校集会を開いてそこで転校生の紹介及びAのお披露目会みたいなものをやろうか」
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作者名:みお | 作成日時:2020年9月18日 21時