検索窓
今日:3 hit、昨日:29 hit、合計:31,732 hit

43:思う心 ページ2









夕方頃、知らない番号から電話がかかってきた。




「ビビのマネージャーをしています、
ハンユナといいます。」



それはいつもAちゃんから聞く
マネージャーさんからだった。



「…Aから連絡先を聞きました。
勝手なことをして申し訳ございません」
「いえ…こちらこそこの度はご迷惑をおかけしてすみません」



そんな堅苦しい謝罪をお互いがして、
先に口を開いたのはハンさんだった。




「さっき、Aに記事のことを伝えました。
少し驚いた顔をしていたんですが、
すぐ普通の顔に戻って、ただ話を聞いてました」
「…はい」
「声明は、ジミンさんとお話してから考えると言っていました」





胸が痛くなった。
この数日間Aちゃんに何の連絡も取れていない。
きっと、不安にさせていたはずだ。





「、私はAには幸せになって欲しいんです。
あの子には、絶対にその権利があるから。」




苦しそうに聞こえたハンさんの声。


前にAちゃんが
「ユナオンニは私の実のお姉ちゃんみたいな人なんだ」
って嬉しそうに話していたのを思い出す。


だからハンさんにとっても
Aちゃんはそれくらい大切な女の子なんだろう。







44:きみのため→←42:謝罪



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (92 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
349人がお気に入り
設定タグ:ジミン , ジョングク , BTS
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:cino | 作成日時:2023年10月22日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。