冬が大好き、雪女 2

ラウール→柴野 ページ17

ラウールside




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編｢柴野さんのことはどう思われてますか？｣




「なんでも出来ちゃう大好きなお姉ちゃんですかねー」




編｢出会いはいつ頃なんですか？｣




「んー、でもほんとに最近です！3年ぐらい前だと思うんですが...」




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僕とAちゃんの出会いは3年前





レッスンをしていた東京Jrの前にAちゃんが現れた





振｢今日は関西のAに来てもらった。こいつはほんとに踊り上手いし、歌も上手いからなんかあったらなんでも聞くんだぞ？｣






歌にも踊りにもすごい厳しい振付師さんが珍しく褒めていたのがAちゃんだった






ジャニーズに女の子とか、ほんとになんでだろうって思ってた






だけど、目の前で僕達の前で踊るAちゃんを見たらそんなふざけた考えが馬鹿らしくなった






僕は先輩から踊りが上手って言われることが多かったから、こんな急に来た女の人なんか全然気にしてなかった






いや、気にしないようにしていた






そんなこと無理だった






身長は僕よりも全然低いのに、男の人に負けない大きな動き






繊細に動く手先






どこかに消えてしまうんじゃないかってぐらい儚い表情







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僕はそんなAちゃんが好きになってしまった







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『Aちゃん！僕にダンス教えてください！』






柴｢えっ、君...ラウール君やんな？｣






これが初めての会話だった






『そうです！えっ、知ってるんですか？』






柴｢だって、ダンス上手いって有名やん！｣







Aちゃんは塩って色んな人に聞いてたから正直驚いた







こんなにも明るくて、こんなにも笑顔が可愛い人だったんだなんて








つい抱きついてしまったこともあったなー







柴｢ら、ラウール君！？｣







『ごめんなさい。ちょっとだけいいですか？』







柴｢ラウール君は甘えんぼさんやなw｣







なんて言って優しく頭撫でてくれたこともあった







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僕はAちゃんより年下だけど、









これからはずっとAちゃんを守らせてね






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大好きです

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