ミイラの飼い方『なんでこんなに可愛いんだろう…』3 (ページ5)

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103話ページ5

『！？』

朝「A！大丈夫かっ!?
急に飛び込んだら危ないぞっ!?
ってコニーは!!」

『わ、私は大丈夫！でもコニーが居ない…！』

コニーのパンツを見せると朝ちゃんも目に見えて焦りだした

朝「嘘っ…じゃあコニーは!?」

焦った私達は慌ててコニーを捜す

だがこの辺りにはコニーはいなかった

『…ッコニー…』

朝「…ｯ、A、１回空ちゃんの所に行って一緒に捜してもらおう…っ！」

『…うんっ(泣)』

私達は川から上がり、空くんの所へ走った

何処にいるのか分からないのでまた町中を走った

凹凸神社に向かう途中、空くんと他月くんが視界に入った

『た、他月くん!!
やっぱり来てたんだ！』

朝「タッちゃん!?」

部活に行ったのではないのかと思っていた朝ちゃんは驚いていた

他月「A…にモギ？」

空「あ！A、モギちゃ…っ」

お兄ちゃんは焦った顔で振り向いた。

朝「部活は…っ、それより！
どうしよう、二人共！」

握っていた、コニーのパンツを二人に見せながら涙を流した

朝「川にパンツだけが浮いてて…っ
捜したけど持ち主の子鬼が見つからないんだ！
ももも…っ、もしかして、コニーじゃ…っ」

『その周辺も見たけど全然見つからなくて…っ』

空「どこの川！？捜しに……」

向きを変えてまた走り出そうとすると他月くんに腕を掴まれて止められた

他月「まてまてまて、コニーなら見つかった」

空/朝「「『へ？』」」

そう言われ視線を下に向けるとそこにはつくしと桜を持ったコニーが立っていた

コニー「？」

空/朝「「『コニ──!!』」」

私達はコニーを見るなり飛びついてしまった

『コニーッ！(泣)』

空「よかったぁぁっ!!」

朝「うわぁぁんっ」

『やっぱりコニーのパンツだったんだね…ｸﾞｽｯ』

空「Aとモギちゃん、２人共スゲーね」

朝「よかったぁコニー」

空「ていうか、Aとモギちゃん濡れてない？」

『あぁ、川に飛び込んじゃったから…ｽﾝ』

朝「私もAの後を追うように飛び込んだからな」

空「マジで!?」

他月「……」

その後空くんが、朝ちゃんにマフラーとブレザー、私にセーターを貸してくれた

空くんがさむいでしょ！と言ったが

空「Aはそんな事気にしなくていいの！」

『大丈夫だよ！バカは風邪ひかな…』

空「A頭いいでしょ」

と言われデコピンをされてしまった

痛いよ！(涙目)