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目線:唯
俺たちは切り分けた「けーき」を持ってリクオの自室に来て、座っていた__
唯/リクオ「「いただきます(!)」」
『パクッ』
ん。昨日も食ったが中々な味だな。
「すぽんじ」の舌触りも丁度良いし…「生くりーむ」も甘ったれ過ぎなく出来てる…。
苺や「ぶるーべりー」は少し酸味が強いが「すぽんじ」と「生くりーむ」が程良く酸味を抑えてくれている…。
菓子作りは調整が大変だからな…。上手くいって良かった…。
リクオ「〜〜〜!!美味しいっ!!凄いよっ唯さんっ!!!」((キラキラ
唯「お…おう。そうか。良かった」
そんなに喜んでくれるとは…作った甲斐があるわ…。
ん?
唯「リクオ。口元に「くりーむ」がついてるぞ」
リクオ「えっ!?何処?」
唯「違う。右じゃない逆側だ」
このままじゃ埒が明かないな…。
『ヒョイ』
俺はリクオの口元についていたクリームを拭い、舐め取った
唯「ほら、あったろ?」
リクオ「そ…そうだね…////ありがとう////唯さん…////」
唯「おう。……リクオ」
リクオ「?」
唯「「めりーくりすます」。……来年も一緒に祝おうな」
リクオ「!」
リクオ「……うんっ!!」
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作者名:桜ノ雨(参) | 作成日時:2022年11月20日 10時