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春のイメチェン嵐 ページ29

目線:NO


氷麗がリクオを起こすためにリクオの自室に訪れて、障子を開けた

氷麗「リクオ様!おっはよーございますっ!!」

氷麗「朝でっすよー!朝氷麗ですよー!!」

リクオ「お、おはよ〜…」

氷麗「ハッ!!?」

リクオの姿に氷麗は思わず、衝撃を受ける__


氷麗「な…なんです!?その髪型はー!!?」

リクオ「いや〜…起きたら寝癖でこうなってて…」

氷麗「えええええ!!?寝癖!!?」

氷麗「それ、寝癖の段階(レベル)じゃないですよー!!?ブッ飛び過ぎですよー!!」

?「おう、リクオ…。お前もか…」

リクオ「その声、もしかして…唯さん…!!?」

リクオと氷麗の背後に黒い影が立って二人に話し掛け、声の主にリクオは気がついた

唯「嗚呼…。実は俺も寝癖でな…」

唯は手拭いで髪を隠していたがスルリと取り、リクオと氷麗に見せる

唯「朝起きたらこんなことに!!!」

唯「今まで短髪だったから髪がなげぇと違和感あってしゃねぇよ…」((ブツブツ…

リクオ/氷麗「「ええええええっ!!?」」

リクオ「いやいやいやいや!!?寝癖じゃないって!!」

氷麗「昨日より長くなりすぎてませんか!!?」

動揺するリクオと氷麗に気にすることなく、長くなった髪の毛先を弄りながらブツブツと文句を言っていた


__すると、新たな影がリクオの元へまた近づいて来た

黒羽丸「実は私も寝癖で…」

リクオ「!!?」

氷麗「アンタ誰!!?ええっ!!?黒羽丸!!?」

氷麗「何処のバンド麺よ!!?なにそのポーズ!!?」

鴉天狗「奴良組に謎のイメチェン旋風が吹き荒れとる!!?妖怪の仕業かもしれんな!!!」((カッ

鴉天狗「むう…。コレは一体どういうことだ…?」

トサカ丸「親父…?」

鴉天狗「ワシも起きたらこんなことに…」

トサカ丸「お…親父…」

原因を考えている鴉天狗自身もかなりパンキーな髪型に変わっており、トサカ丸は父をどう接すれば良いのか分からず困惑していた__

…→←…



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作者名:桜ノ雨(参) | 作成日時:2022年11月20日 10時

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