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清十字怪奇探偵団ファイル ページ26
目線：NO
雲一つない晴天の日曜日＿＿、
幹部の仕事も午前中に全て終わらせ、薬鴆堂は休診日の唯は洗濯物と一緒に寝具や座布団も干そうと思い立った
唯はすぐ行動に移し、まずは自室に向かい、寝具と座布団を回収して裏庭に向かう
唯「よいしょっ…と」
唯は縁側に自室に置かれている座布団を置き、慣れた手付きで寝具を掛けていき、最後には座布団も干していく
自室から持って来た寝具と座布団を干し終えると別の部屋にもある座布団を干すために回収しに向かう
唯は各部屋にある座布団を回収して、テキパキと物干し竿に干していき、もう干す座布団がないことに気がつく
次に唯は物置部屋から桶と洗濯板を持ち洗濯物を入れて、井戸の方へ向かった
唯はジャブジャブと洗濯物を洗っていき、物干し竿に洗い終わった洗濯物を干して行った＿＿
唯「ふぅ…」
卒なく洗濯物を干した唯は桶と洗濯板を物置部屋に戻し、裏庭の縁側でゆっくり腰をおろし、息をつく
後は洗濯物が乾くのを待つだけなのだが、何もせず裏庭で日向ぼっこするのも悪くないと思いついた
ふと、唯は行きつけの和菓子屋の羊羹があることを思い出し、少し早足で台所へ向かう
台所につくと唯は食器棚から急須と湯呑、緑茶が入っている茶筒に小さい皿と和菓子切りを取り出し、テキパキとお茶を淹れて、羊羹をお皿に盛り付ける
羊羹を見た唯は嬉しそうに裏庭の縁側に向かった＿＿
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作者名：桜ノ雨(参) | 作成日時：2022年11月20日 10時
