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「俺、伊野尾ちゃんが好きなんだ。
もし付き合ってくれるなら俺…伊野尾ちゃんの為ならなんだってする！どんなわがままだって聞いてあげられる自信あるし、絶対幸せにするから！」
「……」
楽屋のど真ん中で、盛大な愛の告白
それを受けたいのちゃんは、意味がわからないといった顔を浮かべてるけど
耳が少しだけ赤く染まっているのはきっと、俺の見間違いではないと思う
メンバーはそれぞれ、興味半分呆れ半分のような目線で見守っていた
「……ほんとになんでも言うこと聞いてくれるの？」
「っ！もちろん！俺にできることならなんでも…」
「じゃあ着替えの時にカメラ向けてくるのやめて」
「えっ…」
「ガン見されるのももちろんやだ。撮影で俺が着た衣装買い取るのもやめてほしいし、シャワールーム前で出待ちするのもやめて」
そしたら、考えてやってもいいよ。って
いのちゃんの言葉に山田は呆然と立ち尽くす
普通の人ならそんなんお願い受け入れられるはずだけど、(いやそもそもそんなことしない)
山田にとっては死活問題なんだろうなぁ…
さぁどうする？山田
「ど、努力はする…」
「努力じゃだめ、絶対しないって約束して」
「…絶対？」
「絶対」
結局、なんだか秒で破られそうなその約束をメンバー全員の前で交わしてしまった山田は
晴れて(？)いのちゃんの彼氏というポジションを勝ち取ったというわけ
山田、俺があれだけ相談乗ってやって叶った恋、無駄にすんじゃねーぞ？
十十
(1回だけでいいから、ね？伊野尾ちゃん、お願い！)
(絶対いや！)
(なになに、どうしたの？)
(……スカートとニーハイ履いて、太もも触らせてって)
(早速かよお前！っつーかなんか聞いてたのより悪化してるし…)
(早速…？聞いてた？)
(！っあ、いや！こっちの話！)
(お願いだよ伊野尾ちゃん…！
触るのがダメなら写真だけでも…)
(そういう問題じゃない！もう、嫌なもんは嫌なの！)
(う……じゃあニーハイは諦める！
だからせめてスカートは履いて欲しい…)
(……)
(……どうしてもだめ？)
(…しつこい男はきらい)
(えっ？！まってごめん！
俺伊野尾ちゃんに嫌われたら生きていけない！)
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りぃ(プロフ) - 胡桃さん» ありがとうございます！待ってます！ (4月2日 9時) (
レス) id: d8c98961ab (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - りぃさん» コメント&リクエストありがとうございます！続編は考えていなかったのですが、せっかくリクエスト頂いたので検討してみます！気長にお待ち頂けますと幸いです>< (4月2日 8時) (レス) id: 5eba20b89f (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - こんばんは！友達の××に一目惚れした話。読ませていただきました！面白かったので続編を書いて頂けないでしょうか？ (4月2日 0時) (レス) id: d8c98961ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡桃 | 作成日時：2019年12月16日 8時
