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「んー？涼介に決まってんじゃん」
「！っ、」
…予感的中。
薮の口から発されたその名前に、一気に体温があがる感覚。
ばかばかばか…！何言っちゃってんの！？
あからさまに動揺する俺をよそに、ポケットからスマホを取りだして操作し始める薮。
「！っだ、だめ…！ねぇ薮、待って、」
「なんだよ。涼介ならチャリ通だし、後ろ乗っけてもらえばいいじゃん。そのまま家まで送ってもらえよ。」
「いいって！それなら俺、送ってくれる先生いないか聞きに行ってみるし…、無理って言われたら生徒会終わるまで待ってるから…、薮が送ってよ、」
や、山田に送ってもらうとか…とか、
それって2人っきりになっちゃうってことで…
っ無理無理無理無理！
そんなの絶っ対に無理！！
「顔真っ赤、笑」
「ぅ…だって、2人っきりになんかなったことない、し…なに話したらいいかわかんないよ…」
「ふは、涼介のことになると急にしおらしくなんのな」
「っ！うるさい！
もー…とにかくだめ、…山田は、だめなの…」
「ふーん…、
お前そんなに涼介のこと好きなんだ？」
さっきよりもまた更にニヤつく顔を思いっきり睨みつけても、特に悪びれる様子もない薮。
…くっそ、腹立つな…。
俺の気持ちを知ってて、わざとこうやってからかってくるあたり、ほんといい性格してるよ…。
「…ま、とりあえず、涼介には保健室に迎えに来てもらうように連絡しといたから」
「！ぇ、嘘でしょ、！勝手にそんな、」
「すぐ向かうってさ〜。んじゃ俺は生徒会あるから。」
「ちょっと待ってよ、薮！」
俺の引き止める声には一切応じず、さっさと出て行ってしまった薮。
…くそ、後で覚えてろよ、。
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りぃ(プロフ) - 胡桃さん» ありがとうございます！待ってます！ (4月2日 9時) (
レス) id: d8c98961ab (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - りぃさん» コメント&リクエストありがとうございます！続編は考えていなかったのですが、せっかくリクエスト頂いたので検討してみます！気長にお待ち頂けますと幸いです>< (4月2日 8時) (レス) id: 5eba20b89f (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - こんばんは！友達の××に一目惚れした話。読ませていただきました！面白かったので続編を書いて頂けないでしょうか？ (4月2日 0時) (レス) id: d8c98961ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡桃 | 作成日時：2019年12月16日 8時
