リリー ページ10
森田「お前まだ好きなん?」
「何がやねん」
森田「Aちゃん」
「は?」
森田「バレバレやねん、俺だけに言ってへんつもりなんやろうけど、しんいちから色々聞いとるから」
「しんいち言っとんけ、」
森田「もう芸人ほぼこのこと知っとるで」
「は?!嘘やろ?!」
森田「ほんまや、てかAちゃん東京居るらしいで」
「東京?大阪ちゃうん?」
森田「知らんけど東京おるらしいで」
「ほんまに言っとん?」
森田「お前チャンスやん、今」
「でも、リリーがさ、」
森田「リリー彼女居るやん」
「なんか手出しそうやん。…なんか。」
森田「それお前の予感やろ?てかリリーAちゃんにおうてへんやろ」
「…んー、」
リリーがあの子と付き合ったのもAと近づきたいから付き合ったっていうのしか考えられんかった
明日リリーに聞いたろ
盛「あ、ブクロ」
「ん?」
盛「お前まだAちゃんのこと好きなん?」
「…まぁ。」
盛「お前浮気したんやろ??言ったやん俺」
「ちゃうねんってあれは」
盛「他の女と寝とった写真見られたんやろ?」
「あれAと付き合う前に関係持っとった女の子や、」
盛「なんで消さへんかったん」
「忘れとった」
盛「アホやろお前、あ、あとな」
「?」
盛「今日Aちゃん俺たちのライブにおるかもやって」
「ほんま?!」
盛「居るとええな、Aちゃん」
「居ってほしいわほんま」
リ「誰が??」
「あ」
やっとリリー見つけたのにちょうどええところでライブが始まってしまった
盛「どーも!!見取り図でーす!」
森「どーもさらば青春の光ですー」
俺はお客さんがわーきゃー言ってる時ファンサをする訳でもなくAを見つけることで精一杯だった
森「お前10分経ってもずっとさっきから何お客さんの方向いてきょろきょろしとんねん」
「うっさいわ笑」
盛「もしかしてあの噂の好きな子来てるとかですか?笑」
「ちゃうわアホ!」
こいつら協力したいかしたくないんかどないやねん、
リ「誰が来とん笑」
「うっさいわほんま笑笑」
リ「あ、Aちゃんや」
「え?」
リリーが小声でそう呟いた
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作者名:今宵 | 作成日時:2022年6月11日 17時