一目惚れ ページ1
俺は彼女の親友を好きになってしまったクズや
そんな俺と君は付き合ってくれる？
『私のこと好きなんですか？』
｢…すき、や｣
『みーちゃん、どないすんの。』
｢みさは俺のこと許してくれへんやろうな。｣
Aと会ったんは、どこやったっけな。
やけどブクロの彼女やったんはよー覚えとる
不祥事が起きたあとやのにブクロと付き合った女がおったなんて考えられんくて
１回さらばと飲んだときに顔を見せてもらった
それが俺の人生発の一目惚れやった
ブ ｢めっちゃかわええやろ｣
森｢こんなクズにこんなかわいい彼女出来るとか有り得ん、｣
盛｢クズやけどモテるからなこいつ｣
ブ｢Aちゃんだけはなんか他の女の子とちゃうかったねん、なんか。｣
リ｢なんかって？｣
ブ｢まー…なんかはなんかや｣
リ｢なんやねん｣
初めてやった、一目惚れなんて。いつも告られてばっかで好きっていう気持ちなんて分からんかった。
こんなに惹かれるもんなんやな…一目惚れって
盛｢次どこ行こかー｣
森｢もう無理やて、笑｣
リ｢モリシめっちゃ酔うてる｣
森｢ブクロも酔うてるなぁ、｣
リ｢どうする？｣
森｢あ｣
リ｢？｣
森｢あのかわいい彼女に迎えに来てもらおか｣
リ｢は？｣
森｢そっちの方がブクロ喜ぶやろー笑
同棲もしとるらしいしな｣
リ｢ほんまに呼ぶん？｣
森｢うん、ほんまに呼ぶよ
お前なんなん、一目惚れでもしたん？笑｣
リ｢…なわけないやろ｣
森｢じゃあ呼んでええやんけ｣
会ったら本気になってまいそうで少し怖いのもあるし、少し嬉しい気持ちもある。
森｢もうすぐ来るで〜笑｣
リ｢ブクロ重たいわ、なんでこんなに太ったねん、｣
森｢こっちの方が重いわ、俺盛山担いどんやぞ｣
リ｢まぁ、｣
｢あ！！！森田さん？？？｣
森｢うわ、かわい｣
俺を見てブクロに気づいたんか急いで俺の方に走ってきた。心臓が信じられんぐらい早く鳴ってる
『すみません！！！宜くんめっちゃ重いですよね、笑』
顔が赤くなってるのが鏡見なくてもわかった
リ｢あぁ…はい、｣
『ほんまにすいません、宜くん帰るで〜｣
ブ｢Aちゃん？｣
『うん、はよ帰ろ』
ブ｢Aちゃんー、手繋いで帰ろー｣
『いっつも帰ってるやん笑』
“いっつも“かぁ。なんか胸辺りがざわついた
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作者名：今宵 | 作成日時：2022年6月11日 17時
