雑愛生は特待生。【ツイステ】 (ページ7)

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Episode 6 ページ7

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ユウ｢ゴーストに攫われたって…どういう事？｣

『……本当？』

オルト｢そうなんだ！まずはこの映像を見て。

学園にある監視カメラの昨晩の記録だよ。｣

クロウリー｢ちょっと！勝手に学園のセキュリティシステムをハッキングしないで下さい！｣

オルト｢しっ、静かに！再生するよ。｣

ノイズ音の後には、イデアさんが歩く音と思われる物が聞こえた。

『マジらしいね…』

ユウ｢顔が青かった…ゴーストだから？｣

グリム｢他のゴーストは普通に白いゾ？｣

ユウ｢そこ何だよね……｣

またノイズが流れ、画面が暗くなる。終わった、と言う事が分かる。

映像を見終われば、しばしの推測を考える。

グリム｢それに、このゴーストって……｣

クロウリー｢ああ…なんて事だ……

遂に花嫁ゴーストが理想の花婿を見つけてしまった様です！｣

『え、イデアさんが花婿って事？』

グリム｢理想の花婿って…イデアぁ！？

全然理想の王子様なんかじゃねえんだゾ。｣

イデアさんの第一印象は陰キャ(最低)

まあボードゲームとかをするのは楽しいし、一緒に居ても面白いし。

イデアさんは

180cm超えてて、スリムで、白い美肌、

切れ目の瞳、笑顔はあまり出さないけど、

燃えてるような青い髪の毛、

キスはしたくなるのか分からない青い唇。

『だけどさぁ……(汗)』

クロウリー｢言い様によっては、確かにゴーストの理想通りです。｣

別の視点で考えてみるとそうなのかもしれない。

オルト｢うん、僕の兄さんはどこからどう見てもカッコイイ。

ゴーストめ、なんて見る目が確かなんだ！｣

『それ褒めちゃってるよオルトくん。』

グリムくんは納得いかないらしく、学園長は大変だと考え込む。

私的にはいじめられるから嫌だけど他の生徒達にも話してみれば良いんだと思うけども。

すると、また大声が聞こえた。

？？｢大変だーーーーー！！！！！｣

『わっ、』

クロウリー｢って、外がやけに騒がしいですね。｣

取り敢えず、私達は廊下に出る事になった。

ユウ｢Aちゃ…ぜぇ、ぜぇ……速くない！？｣

『え？いや、これが普通だと思うけど(悪気無し)』

ユウくんが物凄く息切れをしている。グリムくんは私の肩に乗ったままだった。

クロウリー｢一体何の騒ぎですか！｣

『煩いなら氷で全員凍らそうか？』

ユウ｢Aちゃん低体温症になるって言ってたよね？｣