RABBIT17 ページ18
3人はずっと黙って俺を見て
俺の話を聞いて時折、目を見開いて驚いている
「 必死になるのが怖かったのかもしれない
自分で限界を決めつけて、どうせ見てくれないと決めつけて 」
下を向いて、兎の被り物を見た
「 俺はこれを壁にしてたのかもしれない 」
誰とでも一線を置いて生きてきた
ずっとそうだったんだ壁をつくって俺だけの世界で生きてきた
刺激的なことは好きだ必死になることはめんどくさいとも思う
「 だけど、ヒーローにはなりたい 」
それはずっと変わってないんだ、変わんないんだ
「 俺は性格も悪いしひねくれてる
けど、決してヒーローをなめてなんかない
中途半端な気持ちでここにいるわけでもない
…確かに必死にはならなかったし頑張りも全然なかった。
けど決意はあるヒーローになるんだ
誰かに思いを伝える助けになるような
強く優しいヒーローになる 」
そう言い切れば、相澤は心底驚いた顔をして
校長は少し笑顔で、オールマイトはテレビでよく見る優しいヒーローの顔をしていた
「 うん、僕達が甘く見ていたね
君の気持ちをちゃんと知れて嬉しいよ
ご家族にも連絡はしてあるんだ
さて、相澤くんはどうする？」
「 合理的に考えて未来のヒーローを育てんのは編入でしょう 」
はあ、とため息をつきながら相澤は言った
「 よし決まりだね
普通科1年E組三番 宇佐木出雲の
ヒーロー科1年A組への編入をここに決めます 」
ポン、と校長が何かの紙にはんこを押した
「 さあ宇佐木少年！頑張れよ！
ここが " 君のヒーローアカデミア " だ！！！」
「 …っす」
なんだか少し照れくさくてスカしたように返事をしてしまった
ドアを開けて出れば先に出てった相澤と出くわした
「 お前の編入は定期試験が始まる前になる
まあなんだ俺の考えも見方も甘かったな
が、お前が立派なヒーローになるためには必死になることも頑張ることも忘れるな
いいか合理的に行こう 」
「 …ん、 いやはい 相澤、センセ 」
「 …お前相当教師に興味無いんだな 」
「 いや別にあんたにはあるけど。だからセンセっつたじゃん
あんたぐらいしかいないんで
ちゃんとそーやって意見言ってくれたの 」
「 ったく…まずは敬語だお前 」
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ピン - 好きです、、、無理をなさらない程度に更新頑張ってください！！ (2019年4月6日 23時) (
レス) id: 9bcfcfc66f (このIDを非表示/違反報告)
おんみょーじ(プロフ) - 07狐さん» わかりますイケメンってほんといいですよね(クソ)頑張ります！！ありがとうございます！ (2019年4月2日 23時) (レス) id: 07a563b4f5 (このIDを非表示/違反報告)
おんみょーじ(プロフ) - そらうさん» 宇佐美っていうんですか？！可愛いお名前ですね！！ありがとうございます！！ (2019年4月2日 23時) (レス) id: 07a563b4f5 (このIDを非表示/違反報告)
おんみょーじ(プロフ) - togawadollさん» わああ！ありがとうございます！！直してきました！！！！本当に助かりました！！！ (2019年4月2日 23時) (レス) id: 07a563b4f5 (このIDを非表示/違反報告)
07狐 - 夢主の容姿が私好みすぎて草。イケメンって良いよね。(メンクイ女談)更新頑張って下さい!! (2019年4月2日 19時) (レス) id: 264f07ee06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おんみょーじ | 作成日時：2019年3月26日 18時
