離婚してほしいの【名探偵コナン】

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アポトキシン4869について。完全に自己解釈(オリジナル)入ってます。あと組織が実験中止していたのを勝手に開発進めている体なので、原作と違う！って思うならすぐ回避してください。
…












『………信じられない、何なのよこれ…！！』










コンピュータに映し出される事実に、信じられず思わず声を荒らげ、テーブルに拳を振り上げてしまった。

その痛みでジンジンと手のひらは痛むが、そんな事よりもこの事実に私は頭を悩ませた。









『こんな事って………』











データには、治験ナンバーとだけ記されているがこの表示は、きっとネズミなんかじゃない。実験結果、効果内容、その全てのデータから、これは人間で使用したのだと誰が見ても分かる物だった。


とても同じ人間とは思えない所業だと思った。確実に死に至るはずの、毒薬。そんな物を人間に投与し、その結果をデータにまとめるなんて、悪魔じゃないのかと本気で疑った。


だけど、それは完璧すぎるくらいの神秘的な物。なにせ、死因を確実に抹消できるという完全犯罪を確立した魔法のような代物なのだから。組織が中止していた実験を再開するのも分かるかもしれない。






しかし、組織の中核まで踏み入れてしまった私は、きっと















『五体満足では済まないかもしれないわね』











いや最悪ミンチになってるかも………うわっ、想像したら気持ち悪い。まぁ私がミンチになってもこの情報を死守すれば問題ないから、良いけどさ。


だけど、問題はこれをどうやって私の仲間に伝えるか。


コンピュータは足が着く。もし、組織がこのコンピュータのIPを追い、私や仲間になんか辿り着いたらそれこそせっかく手に入れた情報が水の泡と消える。

かといって、メールで送信するのも同じだ。あの携帯はそういう事に特化はしていない。












『だとしたら、直接これを渡すしかない』










空港は張られている可能性がある。なら、裏をかいて船で帰国するしかない。時間はかかるけれど、出来るだけ情報の安全性を上げなければ。










『とはいえ……船か』













実は船酔い……まだ治ってないんだよなぁ。吐いたら嫌だし、どうしよ…船怖い、だけどこれも国のためだ。



















(！)
追加𝐩𝐫𝐨𝐟𝐢𝐥𝐞
(苦手なもの)
・船、フェリー
・実は船酔いしやすいため、ちょっとだけ怖いらしい

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