【呪術廻戦】割とクズい冷淡な奴は時の政府に強制連行される【刀剣乱舞】 (ページ24)

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23話~古代刀と古代血~ ページ24

　

　
離れに戻って制服から着流しに着替える

　

本を読むか寝るか…………眠気もあるし今日はもう寝た方が良いな

　
未だに布団の上で眠っているこんのすけを畳に移動させて布団に潜り込む、すると半分起きたのか寝惚けてまたこんのすけが俺の腹の上で寝始めた

　
マジかよ、くそ邪魔なんだが……

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　
　

　

　

　

　

　

　

　

　
貴方「来るのは構わないが邪魔はするな」

　

「………気付いていたのか」

「存外、現代の子も油断ならぬな」

　

　

目を瞑りながら天井の上にいる気配二つにそう言うと大人しく上から降りてきて、寝ようとしている俺を見下ろした

　

此奴らは………なんだっけ、こんのすけ寝てるし誰だったとかまぁいいか

　

　

　

　

「これが……この人間が、彼奴の子孫…ふむ、生まれ変わりとも取れるほど何もかもが同じだ」

　
「いやはや、まさかこの様な場所で相見える事になるとはな」

　
「見れば見るほど……見事な先祖返りだ」

　

　

　

　

　

　

　

貴方「………用が無いなら帰れ、いい加減折るぞ」

　

　

　
先祖返りだの生まれ変わりだのと好き勝手言いやがって、俺は俺でそれ以外の何者でもないっての

　

人が寝ようとしてるってのにそれを妨害するようにぺちゃくちゃぺちゃくちゃ好き勝手に喋りやがって

　

邪魔すんじゃねえよ………つか誰だよお前ら、いい加減にしないとマジで折るぞ

　

　

　

「ほう……性格は多少違えど矢張り彼の者と同じだ、実に嬉しや嬉しや」

　
「まさかこの時代でこの様な再会を果たせるとはなぁ……」

　

　

貴方「…………お前らが刀剣共の祖の存在の奴らか」

　

　

　

布団から上半身だけを起こし、烏を連想させるような髪型の男と恐ろしく長い黒髪をした男を見上げる

　

方やニコリと心にも無い笑顔を浮かべ

　

　

方や、俺を品定めするかのようにただただ何もせず見つめている

　

　

　

　

　
小烏丸「うむ、我は今の刀達が生まれ出ずる時代の剣、よって皆の父のようなものだ

　
名は小烏丸」

　

　

七星剣「厩戸王子……聖徳太子の刀の七星剣だ、廻りに廻ってついに待望を果たしたか」